piantinaの日記

日本のとある教会で弾いてるオルガニストの毒にも薬にもならない戯言

たとえ何者にならなくてもたくさんのジャンルに触れるべき―私の音楽教育考―

みなさんこんにちは、Piantinaです。
先週、2月2日の朝だったでしょうか、驚くべきニュースが入ってきました。

www.asahi.com

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私自身はメールで朝になると朝日新聞のニュースが入ってくるので、たまたまスマホでこの記事タイトルを見ました。
どうやら、あのJASRACが音楽教室から「演奏権」として著作権料を受講料の2.5%を徴収するという話です。このニュースは瞬く間に音楽家、音楽愛好者、音楽教室関係者、教育関係者などの間で大きな話題になり、あるところでは「4分33秒黙っているとJASRACがやってくるぞ」という騒ぎにもなりました。どうやらあのジョン・ケージの「4分33秒」も著作権があるそうです。
名指しで標的とされた大手音楽教室の側は、「音楽教育を守る会」という組織を発足、JASRACと全面的に戦うようです。

「音楽教育を守る会」発足、ヤマハ音楽振興会・河合楽器製作所ほか全7企業・団体 | リセマム

作詞家や歌手の宇多田ヒカルさんらも声を上げています。

音楽教室からも著作権料を徴収しようとするJASRACに「残酷な天使のテーゼ」作詞者が物申す! - BIGLOBEニュース

宇多田ヒカル、自分の曲を「著作権料なんか気にしないで無料で使って」 - エキサイトニュース

 

私Piantinaのこれまでの出会いと今回の件への意見と懸念

ここからは、私の意見を述べさせていただきたいと思うのですが、私Piantinaはただの田舎の教会のオルガニストであり、アマチュアの教会のオルガニストです。プロの音楽家でもなければ、著作権法に詳しいわけでもありません。音大も出てなければ、大学では法学を専攻したわけではありませんのでただの「イチ音楽教室の卒業生で今現在もピアノ教室になんとか通っている」身なので、ハッキリ言って音楽教室に通いながらも何物にもなれなかった素人の中年の音楽好きオバサンの意見でしかありません。

 

 

私は、5歳にほどちかい4歳の時点で音楽教室に通い始めました。本当は4歳半間近で始める予定が、半年遅れになってしまいました。だけども、それはその時点では特に大きな差というわけでもなく、普通に「ほかの子にくらべてどう」という問題もありませんでした。まぁ練習嫌いでしたので、さんざんアンサンブルで足を引っ張ったり、親が先生に「もうやめさせたいのですが」と先生に相談に行ったところ、「むしろお嬢さんは耳もよく音感もいいのでもったいない、続けさせてあげるべきだ」と説得されたというくらいです(若干ほめて留めさせてる?と思いますが)。

 

 

私が通ったのはそれこそ今JASRACから標的にされている大手の楽器メーカー系の音楽教室でした。ただピアノをやるだけならばいっぱい個人で音大をお出になっていらっしゃる先生などたくさんいたであろうに、なぜ音楽教室だったかというと、私にはもうすでに亡くなっている伯父が電気店を営みながら(あまり儲かっていなかったそうですが)、副業として結婚式場のエレクトーン奏者でもあったのです。その伯父が母に「子どもが生まれたら、とくに娘が生まれたら音楽教室に通わせたらいい」と言ったそうです。

 

 

 

伯父は「音楽にジャンルというものはない、クラシック音楽だって昔のヒットソングだったんだから」という考えの持ち主でした。伯父は私が物心ついたころには亡くなっていましたが、生きていたら色々と教えてもらったりアドヴァイスをもらったりできただろうなと思っています。それはさておき、音楽教室での教材は私の時代でですが(昭和末期~平成初頭のバブル期)クラシックもありましたが、生徒のオリジナル作品、と古いものも新しいものも収録されていたように覚えています。

 

 

ある先生との出会い

そんな私にある先生との出会いがありました。もちろん今となっては「辞めるべきでない」と引き留めた先生もしかりでしたが、その先生はまた上級のグレード(指導グレードなど)の試験官になられるということでまた新たなステップに踏み出すということで、後任の先生が私のグループレッスンの担当になりました。その先生はW大学を出ていながらも歯医者さんとの結婚が決まっていて、「音大は出ていないけれどもグレードは持っている先生」でした。

 

 

その先生がまた「ロックから現代音楽からクラシックまで」の先生で、さらに楽典の理論も少し組み入れて教えてくださいました。そして私がたまたまその時期くらいに小室哲哉さんの音楽と出会ってTM NETWORKの曲などを耳でコピー(今なんかそんなことしたらJASRACすっ飛んでくるんでしょうかね?)してピアノで弾いていたりするとほめてくださいました。

 

 

おだてられると登っちゃうタイプなので毎週毎週何かの曲をやっていたように思います。でもそれがきっかけで不思議とピアノに触る時間が増え、練習が苦ではなくなりました。それにその先生が「音大を出ていない」のだから、親も「なら普通の私立大学を出てグレードを取りさえすれば先生になれる」と思ってしまったのです。

 

 

音楽教室卒業後

「学習者のためのグレード」の最上級、6級の試験に合格したら、音楽教室(子どもの)は卒業です。それはちょうど小学校の卒業とほぼ同時で、その後中学高校と受験の隙間にレッスンを個人レッスンで先生に見てもらい、1年浪人の末大学に進みました。そこでパイプオルガンと出会ってまた方向転換するわけですが、そうしてバロック時代、ひいては古楽の時代をも知って、何百年と生きているオルガンを生で見て、さらには日曜日の礼拝を弾く経験もして、朝早起きして大学に行き朝の礼拝を弾く…(もちろんメインの専攻、社会学も20単位くらいオーバーして取得して卒業しましたよ!)という時期を経て社会人へとなります。

 

 

さすがにそうなってくると親にレッスン代を出してもらうというわけにもいかず、自分の稼いだお金から月謝を払うことになります。さらに、親から「せっかくならば講師試験を受けることを考えたらどうだ」と言われたので、講師試験対策をしてくれる教室を、と思ったら今の教室に行きついてしまったのです。結果的には教会の礼拝の奏楽者になったり、奏楽者をやっていたらなんだかなりたて(当時)の聖職者と出会って、神様の導きかさらに結婚して教会に住むという人生になってしまったので、ピアノ講師になることはすっかり諦めてしまいました。

 

 

 

今となっては「大事な日曜日に試験で奏楽をお休みするわけにいかない!!」ということもあり、それにだんだん教会からの「無茶ぶり」に慣れてくると初見能力などもついてきたのでそれはそれでいいのかな?と思うようになりました。でも専業主婦になったからと言って、時間が無限にあると思ったら大間違いで音楽理論の勉強はまだまだ進まずです。で、単なる田舎の教会のアマチュアのオルガニストのおばちゃんのできあがりです。

 

 

多ジャンルの音楽と触れ合って良かったことと今回への懸念

でも、教会オルガニストになっても、ロックや現代音楽、歌謡曲、ポップス、洋楽からクラシック、古楽と「多様なジャンル」に触れてきたことは決して回り道でもなんでもありませんでした。今や新しい、作曲者が生きているような聖歌なんかはコードまでふってありますから、「コードが分からない、Cって何ぞや?次Aマイナー?F?Gセブンス?えええ?なんじゃなんじゃこれ」となっているようなガッチガチのクラシック頭では対応できませんし、ポップな聖歌についていけなかったりしたでしょう。実際収録されているんですよ。

 

 

そして、懸念としては、音楽教室で触れられるのがクラシックだけになる、というだけでなく、レッスン料が著作権料としてさらに引き上げになりさえすれば、「音楽教室に通う子ども」が減ってしまうのではないかと思うのです。毎月の月謝の増額分としてはわずかであっても年にしたら相当の額になったりする、と思うと、今や習い事も多様化した21世紀、ダンスやお料理、ピアノを習うはずの子どもがほかの習い事へ行ってしまう可能性も危惧されます。

 

 

あとは、JASRACが主張している「演奏権」。これはどうやら結婚式場や冠婚葬祭の場でもそうなのらしいですが、「不特定の」「公衆」を前にして演奏されることで発する楽曲使用料なのだろうですが、音楽教室の場合はそもそも入会の際には「入会手続き」を踏んで入っていますし、先生が模範演奏として演奏するものは決して「公」ではなく「特定された生徒さん」を前にして演奏するだけです。その先生のレッスンの生徒さんじゃない人の面前じゃないですし、なんだかおかしな理由だなと思うのです。

 

 

だとしたら、教会だって取られてしまう!とか思うのですが(不特定の公衆)、どうやら宗教団体のそれは対象外なんだそうです。ただ讃美歌、聖歌にも著作権はありますので、古いグレゴリアンとかばっかになるのでしょうかね?それでもいいですけど(笑)

 

 

それに、子どもでもクラシックの良さがよくよくわからなくて、自分の好きなアニメの曲なら練習するよ!っていう子だっています。昔の私と似たようなタイプですね。でも仮にきっかけが「アニメ」でも何でもいいんです。楽器に触れ、さらにジャンルを広げて音楽を愛好するきっかけがあれば、大人は、社会はそれを応援してあげるのが筋なのではと思うのです。きっかけが何であれ「音楽っていいね」と出てきたばかりの芽を大人が、社会が摘んでしまっては何にもならないと思うのです。

 

 

今回のJASRAC著作権料の問題はさらなる「楽器離れ」「音楽離れ」を進ませるものではないかと思うのです。それに私だって今やピアノ教室に通う「高速バス代」だけでもヒーヒー言っているのです。レッスン料引き上げなんてあったらたまったもんじゃありません!!(怒)

きょうから2月が始まります。

みなさんこんにちは、Piantinaです。
きょうからいよいよ2月、2017年も12分の1が過ぎてしまいました。
午前中~お昼くらいまで病院と薬局に行っていたのですが、きょうから東京、神奈川県で私立中学入試が始まるんですね。
今や3割の小学生が受験をされるそうで、「子どもが受験します」という人も見ているかもしれませんし、親御さんもお子さんの受験の準備に忙しいことでしょう。

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かくいう私も20ン年前、中学受験、しました。

結果は不合格でした。

まぁ勉強しなかったというのと苦手科目を放置してしまっていたというのが敗因かもしれませんが、まぁそれでも、その後地元の公立中学に進学するわけですが、高校受験で、大学受験で取返しがつきます。もちろん就職でも。

 


ましてや人生は12歳以降がめちゃくちゃ長いのです。
たとえ満足のいく結果でなくとも挽回のしようならいくらでもある、と私は思います。むしろ12歳で人生決まっちゃったらその後が長すぎてそれはそれで困りますわ。。。でも、「小学校とか中学校とかから私立に行っていてうらやましいな」と思ったのは、大学時代のこと。まぁ私は大学のチャペルで活動をするサークルにいたものですから、やっぱり小学校から、中学から、系列の私立の学校を出た友人のほうがなんだかキリスト教とか礼拝とかのスタート地点が違うのです。

 

 

 

私の場合はずっと地元の公立でしたから、ほぼ知識も世界史でやったくらいの知識しかありません。
だけども友人らは普通に聖書の時間だとか礼拝の時間だとかがあって「いいなぁ」と思ったのです。背景知識だとかが自然と身についているのです。

 

 

 

まぁ私が受けた中学は結局そこも無宗教ですから、かりに受かったとしてもそのままエスカレーター方式で大学に行って就職して、という感じだったかもしれません。
それもそれで楽しく明るい人生だったかもしれません。
ただ、高校に関しては地元の一応「名門進学校」と言われ、某漫画の舞台にもなって観光客が大挙して押し寄せるような観光地になってしまったのですが、行きたかった高校でしたし、十二分に楽しみました。仲のいい友達もいましたし。

 

 

それに後々聞いた話では、「地元でも昔からある県立高校を出ている」というのは地方銀行や市役所職員などになるのにある意味で「アドバンテージ」になるそうです。
まぁある意味「学閥」のようなものでしょうか。
まぁ地銀に受かってもそれはそれでどうなるかわからない時代になってしまいましたし、「安泰」とは言い難くなってきましたがね。
ただ、地元での知名度だとかは「○○高校で」というと「おおっ!!」となる感じでしょうか。
まぁ都市部なので高校名以上に大学名のほうがインパクトがありそうですが。

 

 

 

でも、本当に2月は受験にヴァレンタイン・デーとなんだか「学生さん」の月のような感じがします。
もう年齢的には親世代。
同い年でも早い人なんかはもう今「子どもが受験」とかそういう人もいるような年代になってしまったし、子どものいない私にはなんだかあまり関係のないシーズンだなぁとまるで俯瞰するようになってしまいました。
あ、夫の誕生日があったか。

もしもみんなが3時に帰れたら―妻は魔女なんかじゃない!!―

みなさんこんにちは、Piantinaです。
私のtwitterでもちょっとバズったツイートをもとにして、いろいろ話をしていきたいと思います。

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けっこう何気なく「みんなが3時に帰れたら」と思ったときに出てきた思いがコレでした。我が家は職住一体なので3時に仕事が終わったら3時1分に家に着けるという特異な仕事なので、3時までに終わらせられる作業をしていればそうなります。

 

 

もちろん、3時に終わったからといって上に上がったら上がったで、電話が鳴ったり、来客が着たりと結局終わりようがないのですが、それが不可能ではありません。さらに、プレミアムフライデーなど実施しなくとも、相撲の場所が開いたり、プロ野球のシーズンになったりすればおのずと4時半くらいには上に上がってきてテレビで観戦しているのです。

 

 

もちろんその時間私は夕食の支度をしているわけですが、5時まではOTTAVAをかけています。ちょうど5時で「OTTAVA Liberta」という3時間ワイド番組が終わるので、その終了時刻とともにパソコンをシャットダウンするのです。でもこれが4時半どころか3時に上がって来たら「Liberta Collections」すらまともに聴けないじゃないか!ということになります。

 

 

しかも音楽嫌いですし、「クラシック音楽好きは自分たちが教養人ぶってないで、(人形の)フィギュアヲタクとかプラモデルヲタクとかと同じ土俵に居ると思え!!!!!」と毒づいているものですから、まったく困ったのもです。そんなわかりきったこといちいち説教しないでくれ、と私は思っています。むしろ私レベルじゃ「ヲタク」を自称するにはちっともその域になんぞ達してないのですが。

 

 

 

しかも夕食を「待たされる」ということを極端に嫌う人なので、はっきり言って毎日午後の4時~5時台はいつも精神状態が悪くなります。パニックを起こしそうになったり、落ち着きを失ったりしてまったくもって「自分らしく」いられないのです。できることならば別居、とまではいかなくとも家庭内別居くらいはしたいものです。

 

 

 

案外アスペルガー側にもカサンドラ側にとっても「共生婚」というスタイルの取り方というのはアリなんじゃないかと思っています。つまり家事も寝室も別。ただ同じ屋根の下で”共生”するだけ。離婚や別居にはそれなりにエネルギーが要ります。特に離婚の場合はそれで失うものもあったりもするので(自由は得られますが)、家庭内別居というか「共生婚」ならば十分にそれぞれがそれぞれらしくいられて、お互い気の向いたときに一緒にいるだけ、という感覚でいられるのではないかと思うのです。

 

 

 

でもこのプレミアムフライデーで「3時に帰れる」というのは消費促進だったり、帰りにお惣菜を買って食べたり、どこかで外食したり飲んで来たりという目的のためだったとしたら、「まっすぐ帰って家で嫁の作ったメシを食べる」だけだと、世の奥様方にとっては「早く作らなきゃ!」「テレビの前にいるだけで何もしてくれない!」とあせらせたりイライラさせるだけで余裕をなくすのではないか、と思えてくるのです。もちろん長時間労働には問題がありますが、でもごはんは「手作りで」「手をかけて」となったものほど魔法のようにポンっと出せるわけじゃないのです。奥様は魔女ではないのです。ただの女です。

冷え性なわたしの寒さ対策をお教えします。

みなさんこんにちは。Piantinaです。
今週のお題「冬の寒さ対策」とありましたので、私なりにやっている寒さ対策を挙げていこうかと思います。あくまでも私がやっているものなので、皆さんに適したものかどうかはわかりかねますが、お役に立てればと思っています。半ば冷えとり靴下やシルクや天然素材の肌着などを売っている「シルクふぁみりぃ」さんの回し者みたいな内容ですが、お付き合いいただければと思います。でも、昨シーズンも今シーズンも風邪で倒れていないのです!本当ですよ!(単に私がバカなのかもしれませんがw)

 

まず、おなかとお尻にカイロ

私は寒い季節になるとおなか(おへそと恥骨の中間くらいのあたり)とお尻(仙骨)のあたりに「貼るカイロ」を貼ります。ほかにもなんだか肝臓の真上の位置がいいだとかいろいろありますが、私にはおなかとお尻がベストかなと思っています。もちろんその下にはマリーコットンシルク腹巻(キャミソールタイプ)もしています!

 

次に、靴下とレッグウォーマー

これは「冷えないため」の鉄則ですが、寒さに強いわけではないので、とても生足なんて無理です。すぐにお腹を壊してしまうので。まぁ一時期「冷えとり健康法」というおまじないのような健康法をやっていましたが、さすがにあれをやっていたときのように10枚重ねて履くということはできなくなりました。まぁせいぜい5本指靴下の上に先の丸い靴下を重ねるくらいでしょうか?寒い時期はハイソックスでやっています。

 

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やはり足首、ふくらはぎは温めたほうがいいなぁと思います。
レッグウォーマーは昨シーズンにやっていた冷えとりのレッグウォーマーをそのまま使っています。十分に温かいのですが、なんだか私がごひいきにしている「シルクふぁみりぃ」さんは同じクィーンウールの素材で、ロング丈のレッグウォーマーとオーバーパンツ、重ね履きようソックスのシリーズを展開していて、「おお!これはぜひワイドパンツの中に履きたい!」と思わせるような感じでした。そう、そろそろいい加減昨シーズン買ったレギンスやらボトムスがもう限界ビリビリボロボロなのでなんとかしたいのですが、お金がありません・・・

 

 

意外な盲点!手首

昨シーズン、手首がしびれてしょうがなかったことがありました。
そして今年もまた手首がしびれてしまうようになりました。
なんでだろう?とは思ったのですが、手根管症候群なのか?腱鞘炎なのか?でもふと、手首を赤ちゃん用のフリーウォーマー(これもシルクふぁみりぃさんのです)でカバーしてみたり、温かいお湯に手を入れてしばらく温めたりすると、しびれがなくなったのです。それでもたまにしびれますが。おそらく「ああもしかして冷えているのに気が付かなかったんだな」と思うようになりました。

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そりゃそうです、家事もやってピアノも弾いてオルガンも弾いていれば手首を酷使していると言っても過言ではないと思います。。でも、まぁ温めたり休めたりして何とかなっているうちはまだ病院に駆け込まなくてもいいかな?と思っています。

 

あとは温かい食べ物とお風呂!

いろいろと部位ごとにお話をしていきましたが、やっぱり手っ取り早いのは「温かい食事を取ること」。これにつきます。鍋とかスープとか。温かいお味噌汁とか。最近ではお味噌汁も田舎味噌だけでなく白みそなども混ぜてみたりしています。それとやっぱり「お風呂に浸かること」。お風呂はそれこそ「冷えとり健康法」をやっていたときみたいに38度のお湯に半身浴で1時間とかはやらなくなりました。時間がないので。

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そこで手っ取り早く、と思ったのが、もうちょっと高めの40度~41度くらいで全身浴して、それも最大20分までのほうがいいかなと思います。あくまでこれは私の感覚なので、もっとさっと上がりたい!という人は温度を上げてみるとか、お酒を飲んでしまったというと溺れる危険性が高いので熱めのシャワーで足を温めたりという方法をとってみたりしています。まぁいうなれば「頭寒足熱」「三つの”首”は冷やさない」の原則はそのままという感じです。

 

 

番外編:肩が凝ったら、寒気がしたら葛根湯

よく「風邪の初期には葛根湯」とありますが、どうやらtwitterなどで東洋医学系や漢方関連のアカウントさんなどをフォローさせていただいているのですが、「肩が凝っているな、寒気がしたな」と思った時点で「すぐに」葛根湯をお湯で飲むと風邪を劇症化させないで済むそうです。それを知って以来、葛根湯もお薬ポーチに入れるようにしました。

 

 

「きょうは冷え込みます」という予報が出ている時には持ち歩いているといいかもしれません!

ピアノの発表会に出ていました。@近江楽堂

だいぶご無沙汰しております、Piantinaです。
前の記事から3週間くらい時間が空いてしまったのですね・・・汗
先週の土曜日、1月28日に東京オペラシティ内にある「近江楽堂」という小さな、雰囲気的には礼拝堂のような感じの会場で通っている教室の発表会に出ていました。まぁそれでバタバタして、さらにはお正月だ何だで家計がかなり厳しくなっていましたので、それでも一喜一憂したり。

 

 

 

私が実はこの発表会に出ようと思ったのが去年の10月か11月くらいの時期で、「まだ間に合いますか?」という感じでしたが、間に合ったようで、出演料を払って、で、6月くらいからやっていたサン=サーンス作曲「マズルカ 第3番」を弾くことになりました。

 

 

ということでいつもは月1回ないしは2か月に1回というレッスンのペースも、今月は2回もレッスンを受ける、ということになりました。まぁこれまたお金がかかる話で、本当はこんなにお金を払うのはなぁ・・・という気持ちになるくらいです。さらには衣装代やら交通費、前泊したので宿泊代も全部家計から。う~ん、終わってみるとお財布が(泣)自分のお金のために人の不幸を願うみたいで、本当はとてもイヤなんですが、「ご葬儀1回か2回くらい入って欲しい・・・」とまで思ってしまうほど。そのくらいのお金がポーンと飛んで行ったのです。あ!結婚式でもいいんですよ!そうなると3回か4回くらいないといけませんね。でも田舎の教会ですので、お葬式はあっても結婚式はほぼ皆無です。

 

1月27日(金)発表会前日

前日の27日はレッスンが終わったあと、比較的オペラシティにも近くて、かつ教室にも近い「新宿ワシントンホテル」の女性専用フロアに泊まりました。もちろんシングルです。別にやろうと思えばいったん館山まで帰って、また朝いちばんで新宿に向かうということもできましたが、やはり「1人になる時間」が欲しかったのですね。特にカサンドラ症候群的には。

 

 

実際、

超気持ちイイ!!!!!

という感じでした。
特に私は午後4時~5時はパニックの発作が出そうになるくらい、精神状態が悪くなるのです。
せっかく楽しく聴いていたOTTAVAも「OTTAVA Liberta」の放送時間終了とともに「PC落とさなきゃ」となって、「早く夕飯を作らないと!!!」となってしまうのです。

 

 

 

すごく贅沢な悩み、と言われるかもしれないのですが、私には「夫が4時半や5時に帰ってくる」というのは大きなプレッシャーなのです。
よく「夫が仕事から帰るのが遅くて寂しいです」というほうがよっぽどよかったのにな・・・と思うのです。職住近接、いや職住一体なので、通勤時間は1分。階段を上がるだけ。

 

 

 

毎日毎日夫と顔を合わせなければいけないのもだんだんストレスになってきます。
24時間365日同じ屋根の下に一緒にいるのです。
元々教会の牧師館育ちという人とか自営業だとご実家もそうだったから「それが普通」と言う感覚でしょうが、私は実家がノンクリスチャンですし、さらに父親は普通の会社員でした。今のようにワークライフバランスだとか早く上がれるとかあまりなくて、父が帰るのは夜の21時とか22時くらい。今の感覚なら「ブラック」かもしれませんが。
母もゆとりをもって食事を作っていたように思うのです。
まぁ、そんな人と結婚した私がいけないんですけどね・・・

 

 

その4時台、5時台がこんなに解放された気持ちで、自由に過ごせるなんて!
と思いました。しかも部屋はWi-Fiが入るのでネットもできますし、OTTAVAも聴けました。とぎれとぎれでしたが。ただ夜の「Salone」は夜更かしになりそうなので明日のために寝ることにしました。

 

 

まぁベッドは普通に寝心地は良かったです。
バスルームの換気ができなくてちょっときつかったですが。
でもお湯も出ましたし、お部屋の風呂が狭いのは重々承知という感じでした。
ただ、ちょうど春節で中国人?と思しき観光客の人たちがたくさんいました。

 

 

1月28日(土)発表会当日

いよいよ、発表会当日になりました。twitterのほうも前日は22時で締め切らせていただいてさっさと寝てしまいました。私はどうやらチェックアウト時間を間違えて覚えていたらしく、「11時までにチェックアウト」ということで、「教室にリハーサルに向かうときにもうチェックアウトして荷物をもっていかないと無理だな」と思っていました。教室でのリハーサルは10時から。なので9時に部屋を出る目標でメイクしたり、片づけしたり朝ごはんを食べに行ったりしていました。

 

 

 

まぁホテル全般と値段の感覚ではまぁ割に合っているかな、と思いました。やはり朝食を食べているときに隣に中年(くらい?)の女性2人組の人たちが話しながら食事をしていて、「新宿だとカプセルホテルとかもあるにはあるけれど、どうもカプセルホテルは泊まった気がしなくて」と言っていましたし。私も結局その口です。

 

 

さらにここにきて3日くらい前から女子日が重なってしまったので「ホテル取っといて良かった~」と胸をなでおろしたものです。カプセルホテルのお風呂とか入りづらいじゃないですか。やっぱり。それにパフォーマンスを考えたらたとえ1万円を超えてもシングル部屋を1室取ったほうがいいと思ったのです。普通にベッドで寝たほうがやっぱりいいです。まぁピアノを弾くだけなので、貧血状態になりさえしなければ普通に演奏はできます。動く系だったらちょっときつかったかもしれませんね・・・

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教室でリハと衣装(下の写真)に着替えをして、まぁちょうど1時間でとりあえずどうにかなったかと思いました。

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ドレスはもっと丈が長いです。さらにウエストも同じシフォン地のベルトがあるのですが、ちょっとお腹が張っていたので方結びになってしまいました…首のところも後ろは結ぶようになっているので仮にテキトーに結んで、あとで先生に結びなおしてもらいました(笑)ちなみにこれ、Amazonで3500円くらいで買った安ドレスです。でもデザインがシンプルなのと、まぁ私の体形(おデヴ)でも入ったので、これからも活躍予定です!

 

 

同じ部にでるほかの生徒さんと一緒にタクシーに分乗して、オペラシティに向かいました。でも本当に直線を進むだけなのですね。エスカレーターを上がった感じがこうです。左が東京オペラシティ タケミツメモリアル(大ホール)です。
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近江楽堂の入り口です。


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お花が飾ってありました。

 


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中はこんな感じです。開演前に撮りました。


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天井はこんな感じ。現代的な建物の教会とかこんな感じですね。音の響き方も近いものがありました。


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横画面です。どうやら場所を借りて結婚式も挙げられるようですよ?!


とりあえず、パフォーマンスとしては前回のサントリーホールのブルーローズでのブラームスのぐちゃぐちゃっぷりよりはかなり落ち着いて弾けたかな?という感じがします。このあたりは先生からも講評をいただかないと何とも言い難いですが。ただ、ヒールの靴で弾いたので、普段よりも椅子を高めにしたら、なんだか椅子が高いほうが見晴らしは良くなって、鍵盤も楽譜もよく見える!まぁチビ(デブ)なのでついつい低くしてしまうのですが、ヒールの靴も悪くないな、と思いました。

 

 

ただ、他の生徒さんの演奏も聴いていたのですが、まぁプロの演奏家ではないですし、現地でのリハーサルがなかったので、ペダルの踏み方が悪いと「グワァン」としてしまったり、残ったり濁ったりして踏み方は気を付けないといけないな、と思いました。

わたしの黒歴史をお話しします。

みなさんこんばんは、Piantinaです。今回はお題「わたしの黒歴史」というお題を選択して、お話ししようと思います。

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昨日は多くのところで「成人式」「成人のつどい」的なものが催され、晴れ着を着ておめかしした女の子たち(もうそういう風に言えちゃう年齢になったのですね・・・)、派手な恰好をした若者たち、そして毎年毎年報道される「暴れる新成人」。まぁ数は減ってきたのではないかと思いますが、やっぱりどこかにいるんですね。

 

 

それなら成人式を希望者募って寒中水泳やらせたり、海がないところなら雪山から新成人を谷に落っことして登って帰ってきた人だけ成人式やるとかでいいと思うのです。暴れるエネルギーがあるのですから、そんなハードコアな成人式でいいと思うのです。もちろん希望者だけです。振袖とかで来た女の子はむしろマナー講師などから「晴れ着やドレスを着たときの立ち振る舞い方」などをレッスンしてもらえる、などがいいでしょうかね?後々結婚式などに出席したときにも役立ちそうですし。

 

 

まぁ私の成人式に対して思うことはそのくらいで、私の「成人式にまつわる黒歴史」をお話しします。もしかしたら前にもお話していたかもしれませんが、私は成人式に出たはいいのですが、振袖ではなく、スーツで出たのです。まぁこれが悪目立ちするわするわ。地味なほうでね。まぁスーツに罪はありません。振袖は振袖で先に着ました。しかもおばあちゃんに買ってもらいました。それはデパートの写真館で記念写真を撮ってもらったのです。

 

 

 

で、しかもそのスーツ、商社で働く姉のつてのバーゲンで購入した某ブランド品のスーツで、ふつうにお店で買ったらそりゃ10万はするであろう感じです。しかも私が今の年齢のまま、どっかの大手企業でバリバリ働くキャリアウーマンならば仕事着として普通に購入していたかもしれませんが、20歳の女子大生の小娘が着るにはなんだかそのスーツに見合った人間だったのかとかというといろいろとツッコミどころがありますが、スーツだったのです。

 

 

まぁそうなったのも「美容室を予約して朝早くから、買ってもらった振袖(こちらも決して安くない)を着つけてもらうのは大変だしお金もかかる」という母の意見でした。スーツなら普通のメイクでいいだろうし、今や日常的に着物を着るわけじゃないのに、そういうところでだけ着物を着るのはおかしい!ということなのでしょう。

 

 

たしかにスーツも正装といえば正装ですし、式典に出るのになんら失礼な恰好というわけではありません。でも、なんだか私の両親は「和」的なものがあまり好きでなく、「洋」のものが好きな感じでした。そのわりに私が結婚してから「洋」の最たるところの「教会の礼拝」には行ってませんし、クリスチャンでもありません。

 

 

でも、やっぱり悪目立ちしてしまって、いまだこの「成人の日」を迎えるとその思い出を思い出して「あ~あ、出るんじゃなかった・・・」と思うのです。

少し遅くなってしまったけれど、そのうち「顕現日(公現日)にはガレットデロワ」になりそう

みなさんこんにちは、Piantinaです。
もう過ぎてしまいましたが、1月6日は12月25日に誕生されたとされる(正確な誕生日は聖書に書かれていないので、あくまで「誕生したこと」にしています)幼子イエス・キリストが東方から星を見てやってきた三人の博士らに姿を公に現した「顕現日(公現日)」とされています。

 

 

だいたいの教派は公現日と言っていて、私どもの教派では「顕現日」と言っています。どうしても「顕現日」のほうが変換されやすいので申し訳ありませんが、こちらのほうで言わせていただきます。指すものは同じです。

 

 

また、キリスト教の教派によってはこの日をキリストの誕生日として祝う派もあります。大方の、とくに西方のカトリック、そこから分派となったプロテスタントでは12月25日をクリスマスとしています。

 

 

一応、この「顕現日」をもってしてクリスマスの期間は終わりなります。まぁ、日本の松の内とどっちが長いかな?という感じですが、アドヴェントからだと1か月以上ということになります。

 

 

私は今年になって初めて知ったのですが、この顕現日には「ガレットデロワ」というお菓子を食べるんですね!「へぇ!」と思いました。まぁあまりそういうことをしないプロテスタントらしい雰囲気に近い教会なのでガレットデロワを作って持ってきてくださる方とかがいなかったり、なかなか平日の祝日に集まれなかったりします。まぁご高齢の方が多いので仕方のないことなのかなとは思っていますが。

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どうやら都市部の方ではすでに「新年を祝う菓子」として売り出されているようですね。田舎に住んでいるのでそんなものは見かけません。来年くらいには来そうですが。

 

 

どうやらこの「ガレット・デ・ロワ」というのは、フランスのお菓子だそうでそれこそ「顕現日」の1月6日に食べるようです。うちは英国系の教会なのでおそらくそんな習慣は「そんなのあったんだ~へぇ~」くらいの感覚なのかもしれません。すでに検索してみるとレシピやお菓子屋さんのサイトなども出てきて、またしても「新しいブーム」になりそうな予感です。日本人らしくその「宗教的背景」を抜きに「伝統として食べられているんだって!」ってことでそれが習慣化し、だんだんイベントになっていくような感じですね。イースターやハロウィンがその典型です。

 

 

そのうち「顕現日」も「ガレットデロワを食べる日」になるんでしょうかね?
そしてガレットデロワを食べた後には七草粥で・・・という流れになるのでしょうかね?

とはいえ、お菓子は好きなので(だから痩せられないんだけど!)、お菓子が食べられるのはいいんですがね(笑)オーブンがないから焼けないかな。