piantinaの日記

日本のとある教会で弾いてるオルガニストの毒にも薬にもならない戯言

は~い、ここにいます!元気ですけど家から出たくないです(笑)

昨日、ふとグノシーのニュースで目に付いたので「この話のことをはてなで書こう!」と思ったので、ちょっと読んでみて思ったことなどを書いてみます。

テキパキしてない人、愛想も要領も悪い人はどこへ行ったの? | 熊代亨

 

テキパキしてない人、愛想も要領も悪い人…はーい!呼びました?私です!(と大声で言える笑)

そう、よく言えばマイペース(?)悪く言えばまさに「テキパキしてない、愛想も要領も悪い」人間です。「まぁ、教養がお邪魔になるのね」と褒められてるのかけなされているのかよく分からないコメントもされたことがあります(とりあえず都内の有名私立大学を卒業しているからか?)。一生懸命努力して「テキパキした、愛想も要領もいい人」になろうと30数年間頑張って努力しましたが、結果として「やっぱり自分には無理だ」という結論に至りました。別に自分を変えることができないというあきらめではなく、仕事に就くため、お金のために自分をそういった「社会のニーズに合いそうな人」になろうなろうと必死に頑張って、頑張った結果、精神を病みました。

いわゆる接客業も学生時代も学生でないときもやりましたが、クビになったこともあります。それも何度も。まぁバイトだしすぐに雇ってもらえる半面すぐにクビになります。そもそもテキパキしてなくて愛想も要領も悪い私が勤まるわけがないということです。ついていけなくて自分から辞めたこともあります。
学校を卒業して最初の仕事はいわゆる「事務・アシスタント職」でした。愛想がなくてもできる?いやいや、電話応対とかあるし非常に苦労しました。これも「気が利かない、気働きができない人」だと非常に周りの人が迷惑する。ああ、きっと働くのに向いていないんだろうな、私。と思いました。

そんなわけでほぼ「第三次産業」の仕事につくには件の「テキパキしてない、愛想も要領も悪い」ということで非常に難のあるキャラクターなので、「んじゃぁ、農漁業なんてどう?」となるわけですが、首都圏のとある高級住宅街エリア(といっても住んでいたあたりはちょっと下町ちっくなところだったけど)で生まれ育って農作業の「の」もやったことないんじゃ無理な話です。夫の転勤に帯同して今住んでいるところはこれまた南関東の有名な漁師町でもありますが、住んでいて「こりゃーヨソもんが入っていくのに時間かかるしその前にまた夫に転勤の辞令が出るし無理」となったのです。

しかし、テキパキしてなくても、愛想も要領も悪いけどなんとか結婚だけはできました。そもそも「似た同士」がくっつくのか(?)、夫もアスペルガーなので初対面の人に誤解を与えることもありますし、「人に愛想をふりまくのはどうも苦手だ」と常々言っています。私以上に(?)自分の世界に入りたがります。

ひっそり、慎ましやかに

結局「テキパキしてない、愛想も要領も悪い」私は「せめて主婦業だけは頑張らないと」ということで時には手抜きをしながら(?)社会に迷惑をかけないように(そもそも主婦やってるのが社会に迷惑かけてると言われそうだけど、迷惑度合いが違う)ひっそりと慎ましやかに身の丈にあった暮らしをしていこうと思っているのです。だって、「テキパキしてない、愛想も要領も悪い人」が世の中に出てきちゃいけないんでしょ?と言いたいのです。まるで逆ギレのようかもしれませんが。