piantinaの日記

日本のとある教会で弾いてるオルガニストの毒にも薬にもならない戯言

夫婦は果たして幸せなのか


夫の幸せは「妻と一緒にいる時間の長さ」で決まると判明

 

我が家は特殊な(言うと身バレしそうなので言わない)自営業なので、今のところ1日のうち午前中に施設の職員として働いている施設にいる(それも通勤時間1分)以外は「同じ建物」にいる。休みの日に至っては24時間一緒にいるのだ(今計算してみて驚く!笑)。

 

これをおそらく会社員の奥さんからすれば「そんなに一緒で息がつまらないの~!?」と言われるのは簡単に思いつく。「まぁ慣れてしまったから」とも言えるし、「まぁそれなりにめんどくささはあるよ」の両方のはざまという感じだ。ましてや最近さらに夫が居住スペース(仕事場の2階)にやたらといる時間が長いので「ほんとに仕事してるの!?」「まさか私が好きすぎて一分一秒でも一緒にいたいのかしら?そうだったら素直にそう言えばいいのに!」とすら思ってしまう。

 

実際、夫の仕事上の先輩でもある方の奥様から、結婚してまだ間もない頃に「asterixxxさんってピアノがお上手なのね~(披露宴でピアノを弾いたらなんだか一気に「ピアノが弾ける人」として知られてしまったらしい)。でもね~自分の趣味くらいもってないと大変よ~頑張ってね!」と言われましたっけ。でも仕事や趣味でなくても何らかの「自分の世界」がないとダメだろうと思っている。まぁそれが私はブログを書くことであったり、インターネットラジオOTTAVAを聴くことでもあったりするのかもしれない。

 

でも、一方でこんな話もある。


なぜ!?夫が家にいると妻の精神状態が悪化してしまう理由について - NAVER まとめ

夫は妻といる時間が長いほど幸せを感じ、離婚する割合も低くなる。といった一方で、「夫が家に居るとストレスを感じる」妻は少なくない。この「主人在宅ストレス症候群」という名前の病気がメジャーになりつつあるのは、いわゆる「団塊の世代」が65歳を迎えて定年になり仕事に行くことがなく家に居ることが増えてしまった。これまで家族を職場や学校に送り出した後はお母さんはマイペースにその「ひとり時間」を上手に過ごす術を何十年の間に身につけてしまったのだ。「台所は主婦の城」とも言うし、家事を片付けた後のワイドショーやドラマの再放送を見ながらこっそり買ったおやつを食べる時間はまさに「至福」だろう。また気の置けない友人たちとランチに出かけたりしてきままに過ごす主婦もいるし、それが「夫の退職」によって、せいぜいこれまで土日祝日だけ「旦那孝行」をしていればいいのが「毎日24時間」になってしまうのだ。

この「主人在宅ストレス症候群」はなにも熟年夫婦にだけあるわけでなく、公私共に夫婦一緒にいる時間が長い自営業の妻も若くしてなることも増えている。リストラや脱サラをきっかけに「独立開業」する夫もいたりする。特に若い世代の主婦だと「ある程度自分の自由な時間をやりすごす」ことに長けている人が多い印象だ。なにせスマホタブレット、インターネットなどもあるし、SNSなどのコンテンツを使いこなしたりしていることだろう。だからこそ何もしていない夫がいきなり「おなかすいた~メシ!」とか言い出すとイラっとしたり、逆に「何か手伝おうか?」と言ってきて家事を手伝うものの、自分のやり方と違ってまたしてもイラっとする。その「イラっ」が積もり積もって、各種の心身症を患うことになる。

これは長い独身生活を送ってきた人が「自分ひとりで気ままに過ごしていたところに他人が入ってくるのが嫌だから結婚したくない」というような気持ちにもなんとなく似ているような気がする。もう「自分なりの生活が出来上がっている」ところに他人(それが配偶者でも)が入ると何かしらのストレスを感じる。それに近い気がする。

 

そうなってくると、いかにして「お互いのテリトリーを荒らさず、お互いの地雷ポイントを踏まずに一緒にいる時間を増やす」ということが課題になってくる。二人で話し合いができなければ、精神科医やカウンセラーなどのプロの手を借りるのもひとつの手かもしれない。