piantinaの日記

日本のとある教会で弾いてるオルガニストの毒にも薬にもならない戯言

おかげさまで…

ここのところ、我が家のめいちゃん(避妊済み雌猫、1歳8ヶ月、猫種謎、千葉県生まれ)がめでたく動物病院から退院した後どうなったの!?ということを書いていなかったので、書いておこうと思います。

 

1月11日(日)

この日は1日中コタツの中に入ってお休み。おそらく入院生活が彼女にとって相当のストレスであったことを示している。餌は子猫のころ大好きだった餌を注射器で与える。薬を飲まそうとするも、ヨダレを出して猛抗議。この日も「夜ならば開けますよ」と動物病院さんのご厚意により、飲まなかった分は獣医さんにどれだったかを話して残りの分を飲ませてもらうことに。本来ならば首の後ろが猫には感覚がないところなので、そのあたりに注射と輸液をするものの、胸に水がたまってしまうとのことでお尻に注射。なわけなので、注射時には「イヤだ、イヤだ」と言う。そして診察台から逃げようとする。

 

1月12日(月・祝)

先の記事でも話したとおり、義父母(夫の両親)が来訪。
猫のわりに人懐っこい性格のめいちゃんは義父母がやってきても大丈夫です。おそらく館山の某すし屋の看板猫を務めていた(!?)お母さん猫のしろちゃんの血を引いているだろうか?性格や見た目が似ているのはいいのだけど、しっかりお母さんから猫白血病も引いてしまったのがめいちゃんの不幸なところだ。でも、義父母いわく「もっと具合が悪いのかと思ったけど、頑張っているじゃない」とのこと。義母は腎臓の悪い猫も面倒を見ていたのでめい嬢を見て「まだがんばれそう」と思ったらしい。餌は相変わらず子猫用のにこだわりこちらが気にして買ったスープ状のものは全部妹猫のももちゃんに食べられる始末。またしてもお休みだというのに動物病院さんが夜開けてくださり、薬と輸液をしてもらいました。

 

1月13日(火)

めいちゃんは午前中は我が家でお留守番。
だけども、洗面台に飛び乗ったりして元気ぶりをアピール。どうやら脚力は弱くなったものの「私は70センチくらいは飛べるのよ!」とアピールしたかったらしい。洗濯をしているとこんどはベランダに出たがる。だけどもここで風邪を引いたり何かあっては困るので「ベランダには出ちゃダメ!」とちょっと攻防。自分で餌を食べたがるが、まだまだ量は少ない。この日も病院で輸液&薬。病院から渡された回復食(カロリー高め)はもしかして「チキン味が苦手だからかも?」という説明をした。そう、魚の美味しい地域だからか、「魚味」にやたらこだわる猫なのです。めいちゃんは。寛解したあかつきにはまぐろのお刺身でもあげないといけないかな?!

 

1月14日(水)

朝の3時半ごろから起こされる。どうやら餌の催促らしい。たしかに元気な頃もそうやって私を起こしていた。どうやらめいちゃんの認識では「この人間を起こすと餌をくれる」と学習しているらしい。賢い猫だ。しかたなく餌を与えるものの、私自身が眠い。しかも、ちょっと気疲れしているのでなおさらだ。やっと車が開いたので、彼女の好きな餌を買ってくる。1回1回は少ない量だけれども、やたらと食べたがる、よ~し、いい調子だ!小さいながらもウ○チもした。小は入院時からちょくちょくしてたけれど、大はなかなかでなかったし、そもそも食べられなかったというのもある。だけど、括約筋(人間はそういう風に言うけれど)も筋力が落ちているのかトイレに間に合わないのが困ったところ。もしかして、オムツ生活になるのか!?病院でめい嬢のがんばりっぷりを報告すると「金曜日の血液検査がある意味で楽しみ」と獣医さんに言ってもらった。びっくりしたのは獣医さんのお子さん(まだ幼稚園くらいか!?)が「めいちゃん、めいちゃん」と言っていた。めいちゃんは子どもにも人気なのだ。隣の保育園の子どもも窓に彼女がいると「ねこちゃ~ん!(名前知らないからそうなんだけど)」と言ってくるくらいだったので。

 

1月15日(木)

やはり朝の3時半ごろに起こされる。今日はかなり食べまくる。もちろんいい傾向ではある。がんと戦うには少しは太らないと人間も猫もダメだろうなぁと思っているので。猫らしくマイペースに寝たり食べたり。リラックスしている様子。そりゃ私がバタバタ出かけたり何かしたりをしていないからだ。雨だから洗濯も休止。おっとそうだ、ご飯を炊くの忘れた。近頃では気配だけでも何をされるか察知して逃げるし、病院でも何をされるか常に予測して獣医さんや私の肩に飛び乗ったりして逃げようとする。明日の血液検査がいい意味で楽しみで、結果次第では輸液が飲み薬に変わり、連日の病院通いも明日でいったん終了、週1度の通院となる。怖いのはめいちゃんの腎臓の数値ばかりでない。治療費の請求も恐ろしい。なにせ人間と違って健康保険に入っているわけではないからだ。