piantinaの日記

日本のとある教会で弾いてるオルガニストの毒にも薬にもならない戯言

失った悲しみはあせらず―ペットロスで苦しむあなたに―

みなさんこんにちは。


ここのところずっと「猫ブログ」というかだんだん「ペットロスブログ」的な様相になってしまいまして、更新も毎日できないでいる状態が続いていますが、まだまだ立ち直るのに時間がかかりそうですので、どうか気長に見守っていただければと思います。猫の話ばかりで申し訳ありません。

 

もっと他の話もしていきたいのですが、どうしてもまだまだ頭が動かないというか軽いうつ状態抑うつ状態になっているのかもしれません。体調も少し崩してしまいました。さすがに今日は関東では雪が予想されていますので、こんな日はゆっくり家で休むしかありません。幸いにして夫は今日は仕事の関係で1日外出しています。この記事を書くのにめいちゃんが大好きだった(もちろん私もよく聴いています)OTTAVAを聴きながらというかかけてあげながらチマチマ書いています。


インターネットラジオ OTTAVA

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もちろんペットロスに苦しむ人というのは自分ばかりではない、というのはわかっていますし、このブログをのぞいてくださったペットロスの方が「ペットを亡くして悲しいのは自分だけじゃないんだ」とわかってくだされば幸いです。いつかはこの苦しい状態はきっと抜け出せる。だけど、今はもう疲れきっているというのが正直な私の思いです。

 

先に書いたように今日はあまり外に出かけられる状態ではなさそうなので、明日には薬をもらっている心療内科にちょっとかかってみようともいます。幸いにして薬も終わりそうなのでちょうどいいタイミングです。

 

遺された飼い主の体調管理について、私が感じたこと

うちのめいちゃんは今年に入ってから急激に坂を転げ落ちるかのように体調を崩して、あっという間に亡くなってしまいました。その間、私は動物病院へお見舞いに行ったり、家に居ても具合が悪くなればすぐに車を運転して動物病院まで連れて行くようにしていたりしたので、実は闘病している間も疲れやストレスがありました。

 

 

ペットロスというと亡くなってからのそういった精神的不調みたいなイメージがありますが、「もう治る見込みのない重篤な病気や状態」というのも飼い主にとってはとてもつらいことではあります。「かわいそう」に思ったり、「変われるものならかわってあげたい」、そんな思いや、「どうしてうちの子が」という思いです。動物病院まで車で運転しながら涙があふれてきたこともあります。


だけども「ここで私が具合が悪くなったらどうなるんだ」という思いだけでなんとか動いていました。もちろん薬の処方や治療に関しては、猫の身体や動物医療の知識というのは私はシロウトですので、そこはプロの獣医さんにかからなければわかりません。でも、夫は待たされたり興味の無いことの話に関しては―ここはさすがアスペルガーだなぁと思ってしまうのですが―聞く気もなかったようです(猫ですらこうですからきっと仮に子どもがいてもきっと子どものことも私に丸投げかもしれません。子どもに関して動くのは私だけで、自分はたまに手伝って「イクメン」気取りという典型的なパターンになりそうです。話がそれてしまいましたが)。

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泣いてもいいけど、泣きすぎは要注意

もちろん危篤状態になってからは涙が止まりませんでした。
映画とかを見て涙を流すくらいのことはそれほどではないのかもしれませんが、あまりにしょっちゅう、それも毎日毎日になると水分も失われ、塩分も失われていきます。ですから、この一年間の中で最も寒い時期にして熱中症状態」になってしまいました。「寒いから大丈夫」なんて思ってはいけません。たくさん涙を流した分はしっかり水分を補給して休めるときは身体を休めましょう。

 

たしかにいつも何かとトイレが近い私があまりトイレに行かなくて「おお頻尿が治ったぞ」と思ったのですが、これが危ないサインで頭痛や吐き気も出てきました。昨日具合が悪くなり「泣きすぎ 頭痛」「泣きすぎ 吐き気」などで調べると身体の水分が失われ血管がドロドロになりやすいので水分(水やお茶でもいいですがやはりベストなのは熱中症対策飲料とのこと)をとって休むのがいいようです。その前に疲れきって眠れるのなら寝てしまうのもいいかもしれません。

 

恥ずかしがらず、プロの手を借りてみては?

どうしても、どうしてもつらいときはやはり「人間のこころを診るプロ」の手を借りましょう。つまりは臨床心理士、カウンセラーに自分の気持ちを打ち明ける、精神科医に相談する…などです。医師の場合は精神安定剤睡眠導入剤を処方してくださり、効き目も医療用ですから市販薬よりもずっと効き目があります。またこうした「自分でどうすることもできない悲しみやストレス」に対処する方法も教えてくださるので、恥ずかしがらずに門をたたいてみましょう。

 

 

ペットの葬儀などで場合によってはお坊さんのお話を聞くこともあるかもしれませんが、宗教家というのはあくまで「その宗教の教えのプロ」であって、カウンセリングなどの勉強もしているかどうかもその人によってまちまちなのであくまでもその方の経験ですとかそういったところからでしか力になれないかと思います。震災の被災地などでは今「臨床宗教師」というカタチで僧侶、神主、牧師、神父などの諸宗教の方が精神的なケアを学んでいるようですが…。

 

 

時間はきっとかかるかもしれません。だけども、あせりは禁物で「あの子が悲しむから早く元気にならなきゃ!」なんて思う必要はないと思います。「悲しい気持ちを紛らわすためにワーカホリックになる」ですとか、一人暮らしでペットを飼っていた人にありがちなようですが「引越しをする」など無茶は禁物で余計に苦しむことになります。十分に悲しめること、それはそれだけその猫ちゃん、ワンちゃんを愛していた証拠でもありますし、その愛はきっと天国へ旅立ったペット達も十分にわかっている、伝わっていると思います。