piantinaの日記

日本のとある教会で弾いてるオルガニストの毒にも薬にもならない戯言

カサンドラこじらせ中。

おひさしぶりですasterixxxです。
めいちゃん(猫)が亡くなってから1週間が経過しました。日に日に亡くなっためいちゃんの存在がいかに大きいかということを実感しています。

 

後輩猫のももちゃん

我が家にはめいちゃんだけでなく、昨年の4月に我が家に迎え入れたももちゃん(猫・メス・11ヶ月・キジトラ)がいます。まぁ、2月ですし、ももちゃんも「お年頃」ということで夜になるとちょっとうるさいです。

 

でも、果たして発情でうるさいのか、それともめいちゃんがいなくてさびしいのかどちらだかわかりません。ももちゃんは家にやってきたばかりの頃、自分が隔離されていた部屋に行って、その部屋に行けばめいちゃんがやってくるのではないかと思っているのです。猫ですから「死」というものもわかりませんし、ももちゃんの中では「めいちゃんはいつも家のどこかに隠れていて、きっと自分が騒げば出てきてくれる」位にしか思っていないのかもしれません。

 

 

家の中の人間関係も穏やかにしていためいちゃん

こうやっていうと、なんだか「いつも仲が悪いのか」と誤解されてしまうようですが、うちの夫はアスペルガーです。よって定型発達ならば言っていることのニュアンスや行動の裏に含まれた感情などを的確に理解できるものを、アスペルガーでは理解できません。いちいち説明してあげないとダメなのです。でも言葉にして言い表せるものとそうでないものもあります。

 

 

日曜日、「ああここでめいちゃんがいればもっと丸く収まったかなぁ」なんてことがありました。実はそれは今でもちょっと引きずっていて私の中では「何が起ころうとも許すことができない」ことにまでこじらせてしまっています。夫自身はもう何とも思っていないでしょうが私には簡単に許せない出来事になってしまっています。それは私のエネルギーを奪い、「鬱」な状態にまでさせてしまっています。まさにカサンドラをこじらせている最中です。

 

 

まぁこんなコト言っていると「まるでめいちゃん頼みで他力本願じゃないか」と思われるかもしれませんが、賢い彼女があの場に元気な姿でいればもっともっと変わったんじゃないかと思うのです。でもあくまでも「仮定法」の話で「タラレバ」です。現実ともっと向き合わないといけないなぁと思います。

 

 

さらには、音楽の話でモメてしまったので「あの音楽嫌いの前では音楽を聴けないな」と思うとさらに精神状態が悪化してしまうのです。好きなものを制限させられるろいうのはどれだけ人の心をすさませ、病んだものにさせるのか。たぶんあのアスペ夫にはわかるわけがないでしょう。

 

以前、病院にかかったときに人間でも亡くなり方(例えば若くして事故など突然に命を失ったなど)によっては残された人間が完全に立ち直るには5年かかると精神科のお医者さんが言っていました。お年寄りで長患いで…というとだんだん周りも自然と覚悟ができあがってくるのですが、突然にして、というとやはりショックは大きなものになります。

 

めいちゃんは猫ですからもしかしたらもっともっと時間が経ってくれば「めいちゃんの居ない生活」というのに慣れてくるのかもしれません。だけどもまだまだいろいろあって道半ばという感じです。