piantinaの日記

日本のとある教会で弾いてるオルガニストの毒にも薬にもならない戯言

明日は「Bach in the Subways」に行ってみては!?

みなさんこんばんは、asterixxxです。
明日、3月21日は音楽の父(…と学校の音楽の時間で習いましたねw)ことヨハン・セバスティアン・バッハ大バッハ、1685-1750)の330回目のお誕生日です。

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いち教会オルガニストとしては「弾く曲に困ったときのバッハさまさま」というか「バッハのなんかしらの曲くらい弾けないとかっこ悪い」みたいなところもあります。もちろんバッハ以前の古いルネッサンス期や中世の曲なんかを弾いてもいいわけですが、「何か一曲、バッハは弾けないと」というのがあります。

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とりあえず、バッハといえばオルガンかなということで。

 

バッハの功績というとやはりキリスト教の教会音楽を発展させたというところもありますし、非常に作曲技法としても優れた奥深い作品が多いです。「こんなオブリガードをよく考え付いたな」と思えてしまいますし、クラシックのピアノやオルガン、ヴァイオリンの学習者にとっては「絶対避けられない作曲家」でもありますし、作曲法を勉強されている方にはその作曲技法だけでも十分に研究ができそうです。「B(シ♭)-A(ラ)-C(ド)-H(シ)」で終止する「BACH終止」もバッハが「サイン代わりに」曲の終わり方をこの音の並びにしたというのもあります。

 

 

それだけの作曲家だったのに、生前はドイツのライプツィヒの中心地にある聖トーマス教会(もちろん行ったことあります!)の音楽監督(トーマスカントール)であったことや宮廷音楽家だったくらいの話で、あとは超絶愛妻家(奥さんのための曲も一杯書いています)でもあって16人の子宝にも恵まれています。

 

 

まるで聖人のようにあがめられてる(?)バッハ。だけどもコーヒー大好き!ビール大好き!肉食系でもあり大甘党でもありました(信じられない、っていう人も居そうですがどうやらそうらしいですよ)。むしろその死後、メンデルスゾーンシューマン、といった作曲家がバッハの作品を見つけて「おおー!こんだけすごい曲書いてるよ!バッハすげええええええ!」と評価が一気にうなぎのぼりし、多くのクラシック作曲家に影響を与えました。その作品数は疑わしいものまで含めて1000曲以上にものぼります。

 

 

話が飛びましたが、とにかく明日はこの記念すべき「330回目のバッハのお誕生日」。「街中をバッハの音楽で一杯にしよう」というムーブメントがあり、それが「Bach in the Subwaysという、NYのチェリストから始まったものでした。今年初めて日本も参加することになりました。東京(日本橋三越渋谷ヒカリエ表参道ヒルズ、東京山手教会など)をはじめ、ほか大阪、奈良、京都、広島でバッハにかかわる演奏会が行われます。最初はなんと「高野山」から始まります。

 

Bach in the Subwaysのホームページ
http://bachinthesubways.com/ja/

Bach in the Subways東京

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