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piantinaの日記

日本のとある教会で弾いてるオルガニストの毒にも薬にもならない戯言

今日は世界自閉症啓発デー―いちカサンドラの視点から―

日記 メンタルヘルス カサンドラ症候群

みなさんこんにちは。

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読み進めると、「なぜ桜の写真を選んだのか」がわかります。
 
今日は「世界自閉症啓発デー」だそうです。毎年4月2日~8日までが「発達障害啓発週間」にあたります。

2007年12月18日の国連総会でカタール国王王妃の提案により、毎年4月2日が「世界自閉症啓発デー(World Autism Awareness Day)」となりました。

www.worldautismawarenessday.jp

今日は日本各地でも「自閉症発達障害の啓発のため」のイベントが催されているようです。東京タワーがブルーにライトアップされるようです。

 

 

まぁ、私の周りでも「発達障害」というのがよく言われるようになったのは10年近く前くらいからかな…という感覚がします。それまでは「片付けられない女」とか汚部屋住人とか言われていたように思います。いわゆる「注意欠陥多動障害(ADHD)」の特性でもありますが、ADHDであること、または発達障害であることは決して悪いことばかりではなく、定型発達の人が思いつかないような優れたヒラメキを持っていたりだとか、得意なことにのめりこむ人が多いです。

 

 

私自身も音楽を長年やっていて「もしかしてこの人ADHD?」「もしかしてこの人アスペルガー?」と思う人はよくよく見かけます。あるとき自分自身を「もしかして自分はADHDかも?」と思い、ロールシャッハテストなどのテストを受けたことがありますが、「発達に問題なし、うつの症状によるもの」と言われてからは、「ADHD(ADD)のような定型発達」だと思っています。「ああ片付けなきゃな~」と思っていてもなかなか行動に移すまでに時間がかかります(笑)

 

 

エンジンが入るとそれはそれで綺麗にするのですがね。時間はわりと守るほうですし。私の周りでも学生時代は「時間が守れない、異常な遅刻魔」という人が居て周りの誰もが「彼女は社会人としてやっていけるのか」と不安になりましたが、案外しっかりやっているようです。その人は結婚して子供もいます。

 

 

もちろん音楽の世界だけでなく、絵画であったり数学であったりスポーツであったりその人の優れているところを活かしながら社会で活躍できているのなら、多少の片づけが苦手、スケジュールなどの管理が苦手などのマイナスのところはそういうことが得意な人を味方につけて助けてもらえればいいのです。ただ、相手も人間なので疲れることもありましょう。いつも「助けてもらいっぱなし」ではなく感謝の気持ちを述べてくれたり、ちょっとした気遣いをしてくれるだけでも変わります。それに今はスマホを持っていれば「そういうのが苦手」でもアプリなどの機能で助けてもらうこともできます。

 

 

私の中でこの「自閉症スペクトラム」だとか「発達障害」だとか「アスペルガー症候群」というのが身近なワードになったのはやはりちょうど3年前、桜の咲いている時期に夫がアスペルガー症候群の可能性があると診断が下されたことです。超身近にアスペルガーが居るのです。

 

 

まぁ普通の人にない独特の感覚や視点には「なるほどなぁ」と思わされることがありますが、やっぱり「正直しんどい」と思うこともあります(ごめんなさい。でも、正直な気持ちなのです)。もちろん定型発達の人同士の夫婦でも結婚生活にはいろいろあって、中には別れを選ぶ人だってたくさんいるようなご時勢です。それが「夫婦どちらかが発達障害者」となるとまた「お互いを理解し大切にしあうこと」の難易度が増してきます。どなたかが「夫は宇宙人」と言っていた記憶がありますが、まさにそう!と思ったこともあります。「外国人」ならばいまやインターネットでいろいろと調べたりできますし…。

 

 

比較的女性のほうが会話によるコミュニケーションを大事にしているのもあったり、それなりの「社交性」というのは身に着けていることが多いので、夫が自閉症だったりアスペルガーだったりするとコミュニケーションが一方的になってしまったり、かみあわなかったり、「どうしてそうなるのー」と落ち込むこともあります。それが積もり積もってこの「しんどさ」というのがもしかしたら今、発達障害とあわせて注目されている「カサンドラ症候群」の症状なのだとしたらそうなのかもしれません。ただ、現在「カサンドラ症候群」は発達障害者の配偶者(または家族)が陥る抑うつ的症状や不定愁訴のようになってしまってきちんとした「病気」とまだ定義づけされていない症状というのがあります。

 

 

もちろん、自閉症をはじめとする「発達障害者当事者」の特性の理解が深まっていくこと、正しい認識が広まっていくことはいい傾向でもありますし、「工夫次第でちゃんと世の中で働くことができる」障害です。今では子どもの段階で「療育が必要か」などと判断されてしまうようですが、お子さんでしたら小さなうちから対処法を身に着けておけば社会に出て問題を起こすこともなくうまくやっていけるでしょう。むしろ「大人」になってしまってからだと「その人」が出来上がってからの対処なので、配偶者をはじめとした家族も大変な思いをするのではないかと思います。