piantinaの日記

日本のとある教会で弾いてるオルガニストの毒にも薬にもならない戯言

たかが、されど、名前。

みなさんこんにちはPiantinaです。
まず、今日で月間PV1000を達成しました。ありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 


さて、巷では英国王室にプリンセスが誕生、動物園で産まれたおサルさんにも同じ「シャーロット」と動物園が公募によってつけようとしたら批判が殺到していることで大騒ぎになっています。当の英国では総選挙があったので、東の果て(イギリスから見たら)の島国のお猿さん騒動なんかになりふり構ってられないのでは?と思います。それだけ平和なんですかね…。

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動物の名前の名づけに関しては、猫を飼うか飼わないかと言っていた時期、当然のように猫は複数飼いにしようと思っていました。後のめいちゃんのお母さんのしろちゃんが妊娠しており、めいちゃんの11ヶ月上のお姉さんのりりちゃんも妊娠中。たくさん子猫が生まれるというので、「2匹くらいうちに連れて行こうか」と考えていました。そこで名前を一匹は「すてら(Stella)」ちゃんと「まりす(Maris)」ちゃんにしようと私は考えていました。「Stella Maris(ラテン語)」で「海の星」。すなわち「聖母マリア」ということになりますが、まぁいいかなぁと思っていました。

 

 

が、夫は大反対。「聖人とか聖書に登場する人物の名前なんて」と言うものですから、子猫たちは5月5日、6日に生まれているので「5月」という単語で色んな言語の「5月」を調べ(日本語以外)、さらには英語で5月を意味する「May」の語源にあたるローマ神話の女神の名前も候補に上がりました。

 

 

有力候補で、「まいあ(ローマ神話の豊穣の女神・マイア)」、「めい(英語)」「まい(フランス語)」、「まよ(スペイン語)」あたりになりました。結局英語の「めい」になるわけですが、この「めい(May)」も英語圏では「Mary(メアリー)」の愛称ですし、Maryといえばよくよく「Virgin Mary」だとか「St.Mary's ○○」とか「聖母マリア」を意味しますから、「結局変わんなくね?」という感じです。

 

 

ただ、めいちゃん、うちの名字にくっつけると、某有名人と同じ名前なんだよねーってことで、どこぞの王室の王女さまと同じように「ミドルネーム」をつけてあげました。めいちゃんの縞々っぷりがイタリアのシエナの大聖堂にそっくりなので、シエナに関連する聖人の名前で、ということで「カタリーナ」とつけていました。でも、だいたい動物病院関係などの書類には「○○(うちの名字)めい」と書くもので、「○○カタリーナめい」とは書かないものですし、病院のスタッフさんが困りますので、「めい」としか書きませんでしたし、公には「めいちゃん」で通っていました。呼ぶのにも「カタリーナめいちゃん」じゃ長いです。

 

 

たかだか犬っころ猫っころとサルじゃ違うだろー!とお怒りの方もいらっしゃるかもしれませんが、普通に動物に「エリザベス」だの「チャールズ」だの「ダイアナ」だの「キャサリン」だの「ウィリアム」付けてる人、いっぱいいると思うんですがねぇ。動物どころか船にも「エリザベス」だの「ヴィクトリア」だの「メアリー」だのあるじゃないですか。あれもダメなわけ?あやかって付けてると思うんだけど。それにおサルちゃんの件では加熱する日本に対して英国王室は非常に冷ややかです。

 

 

さて、話は変わりますが、今日5月8日は私が10年前、キリスト教の洗礼を受けた日でもあります。いわゆる「洗礼記念日」です。もう大学を卒業して成人になっていましたから、聖職者の方からは洗礼の準備のときに「私が決めてもいいですし、自分で聖人を調べて”この人”というのがあればその人の名前を洗礼名にしてもいい」と言われましたので、アレコレと聖人(結局女性の場合はカトリックが聖人認定している数が多いのでカトリックの聖人から選ぶことになりました)を調べました。

 

 

そして「この人!」と言う人がいましたから、それが私の教名になっています。まぁ音楽をやっているので「なんでセシリア(音楽家の守護聖人)じゃないの?」と言われましたが、その当時は「自分はそこまで音楽一辺倒じゃない」と思っていたからそうしただけです。