piantinaの日記

日本のとある教会で弾いてるオルガニストの毒にも薬にもならない戯言

結局猫が幸せになれる食事ってなんだろう。

みなさんこんばんは、Piantinaです。

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めいちゃんの「生みの」お母さん、しろちゃんです。今はすっかりおばあさん猫になってしまいましたが、猫白血病と闘いながら生きています。めいちゃんに本当によく似ています。この頃のようにおすし屋さんの駐車場や店の周りに居た頃はよく魚の余り(煮たもの)を食べていたようです!しかも館山の地魚!猫としてはいろんな意味で贅沢な食生活かもしれません。ちなみにめいちゃんも「魚味」にこだわる猫でした。

 

猫にもオーガニック信仰?

近頃、Facebookの猫好きさんのグループで意見が二分、賛否両論出ていた話がありまして、簡単に言いますと「人間はもちろん、猫にもオーガニックなものを食べさせるべき!!!」というオーガニック信仰の猫好きさん「その猫ちゃんが気に入っているえさならばいいじゃない、何よりも愛情や信頼が大事」という意見の方がいて、賛否両論、意見は真っ二つになってしまっていました。

 

 

人間界でも「野菜は絶対無農薬!肉や魚も信頼できるところから!」という頑なな(?)オーガニック信仰の方(特に女性に多い?)は居ますし、仮に私が妊娠中、乳児、小さな子どもがいれば放射能だナンだでいろいろ気を使ったかもしれません。実は我が家も某宅配の営業さんの営業トークに負けてしばらくの間「有機農業の野菜、肥料もちゃんとしたものを食べた牛豚鶏肉と卵、添加物フリーの食材」などを購入していました。

 

 

味はもちろん余分な味がせず、素材の味がして美味しかったです!だけども食費がかさんでしまったことと、私自身が運転免許を取得して車で買い物に出かけられるようになったので、「安いスーパーで買いだめして節約」スタイルをとるようになったため、宅配はやめました。

 

魚を欲しがる子供に蛇を与える親はいない…はず。

猫の飼育の本ですとか雑誌の猫特集などで「愛猫ちゃんに手作りのご飯をつくる」コーナーがあったりして「いつかはめいちゃんやももちゃんに手作りでご飯を作ってあげられたらなぁ」と夢想してみるのですが、なかなか実現せずにいます。めいちゃんは生前はカ○ンズホームのパウチの総合栄養食(なぜか幼猫用)が大好きでしたし、悪性リンパ腫で入院している間も栄養を与えるために差し入れをしていたのはその餌でした。

 

 

むしろ病院で出される「病気で体力を失った猫のための缶詰のえさ」は「イヤ!」と言っていました。おそらくめいちゃんのあまり好きでない「チキン系」の味だったのがその理由でしょう。漢方は最初はイヤがっていましたが、そのうち漢方は受け入れました。実際ターキーを使った高カロリーのえさでした(肥満児のももちゃんなんかにあたえたら猫まっしぐらどころかデブまっしぐらです)。でも、最後の最後まで魚味にめいちゃんはこだわっていましたし、栄養が取れるうちはめいちゃんが望むものを与えていました。

 

 

最初、めいちゃんが具合が悪くなったときは「急性腎不全」とありましたので、「やっぱりカリカリがいけなかったか」とか「水分を十分に与えられなかったのがいけなかったか」とあれやこれや考えました。しかし、腎不全のもとが「悪性リンパ腫」となってからは「とにかくガンと闘ってもらうには抗がん剤と栄養を与えなくては!」となってしまいました。

 

 

食いしん坊のももちゃん

今はももちゃん1匹になってしまいましたが、ももちゃんは魚味かチキン味かにこだわりのない猫です。とにかく「お腹一杯食べたい!」という猫ですから「お腹すいたー!」というアピールがすごいです。よく食べ、大きなウンチをし、元気一杯かけまわってますので今のところちょっとぽっちゃりしていますが健康な猫です。猫白血病も猫エイズも陰性でした。

 

 

ももちゃんの早朝の「えさをちょうだい」アピールがあまりにもすごいので、自動給餌機を購入しました。しかも「たくさん食べたがる」のでパウチや缶では1度の食事で彼女のお腹を満たすことができないので結局カリカリのドライフードです。時間をセットするとセットした量をその時間にカラカラカラ~と「その量だけ」出します。もちろん出かけることを想定していたというのもありますし、さらには「ちょっとカリカリの量を減らしてダイエット」という魂胆もありました。

 

 

そんなわけで結局我が家は「その猫ちゃんの望むもの」を与えています。もちろんオーガニックで添加物フリーな食材のよさというのももちろんわかっていますし、いくらでもそういう食材にこだわることができる経済的余裕があればそうしていたでしょう。栄養の調整が大変ですが、添加物や保存料が入っていない鶏ささみや胸肉などをゆでて与えたり…としてみたいものです。だけども経済的な問題とそれぞれの猫の好み、いろいろと考えた結果、このようになってしまっています。