piantinaの日記

日本のとある教会で弾いてるオルガニストの毒にも薬にもならない戯言

旅行に行っていました―夏の終わりの弘前・青森・函館へ―

みなさんおひさしぶりです、Piantinaです。
しばらく更新をお休みしてしまっていて申し訳ありません。

 

 

まずは8月25日~27日と弘前、青森、函館に旅行に行っておりました。
その前は危篤の方がいて、「いつお葬式になるんだろうか」とヒヤヒヤしておりまして、日曜日・月曜日と通夜・葬儀とオルガンを弾くことになりました。当初この旅行は「北海道を3泊4日で廻る」という計画のものでしたが、危篤の連絡があってからは結局その計画をキャンセルして、急遽青森(弘前・青森)と函館を廻るという計画に変更を余儀なくされました。こういうときに「ネット社会でよかったなぁ」と思うのは、急にそういう予定が変更になったときに宿もスッと空きを見つけて予約が取れてしまうのです。
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ご存知の方もいるかと思いますが、弘前市の旧図書館です。風格のある洋風建築ですね。

 

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こちらは有名な「函館の夜景」です。ミシュランでも「絶対行くべき」とされていた観光スポットでもありますし、やはり函館に来て夜景を見ないのは非常にもったいないです。中国人観光客がたくさんいて中国語が飛び交っていました(笑)
 
 

8月25日(火)

前日は告別式があったものの、まず東京へ向かう高速バスの始発(5時発)に乗るために3時半に起床。朝食は駅前のコンビニで購入。東京へはほぼ定刻どおりに到着。東京駅からは東北新幹線に乗って新青森まで向かいます。
7時36分の東北新幹線秋田新幹線(盛岡で切り離し)に乗りました。

 

 

実は恥ずかしながら私がこれまでの人生で一番北に行ったのは岩手県まで。それも高校の修学旅行でスキーというこれまた「脳筋の人と先生には非常に都合のいい(夜の街に出かけた生徒を先生が探し回らなくてすむ、夜はおとなしく眠ってくれる)」修学旅行で、女子からは大不評の内容でした。

 

 

結局なんだかんだ言って夜なんてろくすっぽ寝ていないような気がしましたし、出歩く子はいませんでしたがお酒を持ち込んでる子もいて怒られてました。たしかに私のふるさと神奈川県は雪が降るといってもそれほど積もりませんし、下手すると「生まれてこの方スキーなんて一度もやったことがない」という人もいてもおかしくありません。

 
 
席は窓側でなくて通路側でしたので、あまり景色を眺めることが出来ませんでしたが、数年ぶりに新幹線に乗るとトイレはウォシュレットになっていますし(!)、席も間があいているので荷物を前に置いても足が伸ばせました。3時間半ほどで新青森に着きましたが快適でした。
 
 
新青森に到着して、レンタカーを借りました。車はホンダのフィット(しかも最新の)でした。我が家の車はスズキのスイフトなので、コンパクトカーというところではだいたい大きさも変わりません。が、音は静かですし、室内空間は広く感じました。振動もあまり感じませんでした。ハイブリッドだからでしょうかね?運転していた夫いわく「やっぱり荷馬車」とのことでしたが、「こだわりはそんなになくて~とりあえず走ればいいよ」という人には向いているかもしれません。
 
 
 
青森に降りてみると、まるで「天然のエアコンのかかった中に居るみたい」な空気感がありました。気温も21度くらいで、関東のように湿った風が吹いてくるということもない。ちょっと車で国道5号線を走ると針葉樹林が見えてきて「なんだか関東と生えている木の種類が違うなぁ」という感じでした。まるでヨーロッパのようでした。「青森」という名前も、人が入ってくる前は本当に青々した森が広がっているから付いたのかな~となんとなく感じてしまいました(違っていたらゴメンナサイ)。
 
 
新青森から1時間足らずで弘前市に着きました。とりあえずガイド本にあった「フランス料理を」ということで、フレンチレストランでお昼を食べました。夫は保育園で感染したであろう胃腸炎の病み上がりで魚の料理を選びました。量、味、価格ともに納得の内容でした。
 
 
 
ランチが終わったら、ひとまず「弘前の教会めぐり」ということで、まずは日本聖公会東北教区弘前昇天教会、日本基督教団弘前教会、カトリック弘前教会という順番でレトロな洋風建築の歴史ある教会を廻りました。弘前昇天教会は残念ながら中を見学することは出来ませんでしたが、他2教会は中を見学することが出来ました。
 
 
教会を見た後は写真の旧弘前市図書館を見学。そして弘前公園へ(距離は近いので歩けます)。桜の名所でもあるそうですが、とうに桜の季節は終わっていましたので、とりあえず中を歩いてみましたが、とにかく広い!歩いても歩いてもなかなかお城の中心までたどり着きません(笑)
 
 
お城もザックリ見て、その後は長勝寺へ。お寺の前にもなんとずーっと曹洞宗のお寺が続いて「禅林」とも言われているそうです。一番奥に長勝寺があり、津軽のお殿様や奥方様が代々眠るお墓があります。まさかまさか仏像と一緒にマルコ・ポーロの像まであるとは驚きましたが。
 
 
時間が時間なので宿に向かわないといけなくなりました。宿は弘前市内ではなくて、弘前から30分強ほど車で行ったところにある大鰐温泉に泊まりました。泊まったのは大鰐温泉ホテルとありましたが、ちゃんと大浴場があって、和食のご飯が出てきて、浴衣がおいてある「これぞニッポンの旅館!」というおもてなしでホスピタリティの高いお宿だったかと思います。病み上がりの夫には少々ご飯の量が多かったようですが、冷えとりでぴんぴんしている私はほぼ完食(笑)
 
 
長くなりましたので、このあたりで一旦切ります。
 
 
2015.09.02追記
この記事の写真はPiantinaのものですので、無断使用を禁止します。