piantinaの日記

日本のとある教会で弾いてるオルガニストの毒にも薬にもならない戯言

猫、カサンドラ症候群?になる

みなさんこんにちは、Piantinaです。久しぶりに猫の話をします。
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ウチのももちゃん(避妊済みメス、もうすぐ一歳半、キジトラ、神奈川県鎌倉市生まれ)です。写真はテキストを入れるテストで入れてみたものを使っています。

 

 

猫が夫を怖がっている。
そもそもうちのももちゃんは亡くなっためいちゃんとは性格がまったく違って、非常に臆病な猫でお客さんがやってくると逃げ隠れるくらい人見知りが激しい猫です。まぁ猫としてはそういう性格の子もいるのはわかっていて(むしろこっちのほうが多い?)、全ての猫がめいちゃんやめいちゃんの産みのお母さんでもあるしろちゃんのように「人間大好き!犬も他の猫もみんな自分とお友達になってくれる!」みたいな性格の子はちょっと珍しいというか、南国気質の陽気でフレンドリーなこの辺りの人間の気質に通じるような性格の猫だなぁとつくづく思ってしまいます。

 

 

夫は実家も戸建てであまり「近所迷惑」をそれほど気にしなくても大丈夫な環境で育っているからなのか、ちょっと生活音がうるさい。もしくはアスペルガーにありがちな「ある種の不器用さ」からそういった「微妙な音の調節」というのができないのかなぁというのはなんとなくあるかもしれない。私自身は実家はマンションで騒音にはできるだけ気をつけるように親からうるさく言われてきたので(ピアノの練習も上下左右の隣の家に時間を言ってトラブルを避けていたし、マンションの規約時間内には必ず終わらせていた)、足音などは気をつけるようにしていたつもりです。

 

 

昼間、夫は保育園での仕事を終えてうちに戻ってきて1時間ほど休憩を取るわけなのだけど、階段を上ってきて家のドアを開ける音がする時点でもうももちゃんはカーテンに逃げています。リビングに来るときには完全にカーテンから姿を見せることはないのです。

 

 

めいちゃんはどちらの人間にも非常に甘えていたしよく懐いていたのであまりそういったことを気にしなかったのですが、ももちゃんは臆病で神経質な性格をしている上に、よくよく姿を隠していることも気になってきたので、「もしかしたらももちゃんは夫に対して恐怖心や何らかの嫌悪感や苦手意識を持っているのだろうか」と思うほどになってしまったのです。

 

 

猫は人間で言うところ2歳児程度の知能があるし、何らかの感情表現をするということはここ2、3年の猫との暮らしの中でなんとなく感じていたので、「ああ、今、この子はこう思っているのかな」というのがなんとなく読めてくるのです。逃げたり姿を隠したりしているのはやはり「積極的に関わりたくない」という気持ちが見え見えで、むしろ「正直すぎるなぁ」という感じです。

 

 

もっと高度で複雑な感情を持つ人間だとより悩みは深く複雑になっていくのですが…。だからこそカサンドラ症候群も「適応障害」のひとつ、と言われれば「もしかしたらそうかもしれない…」と思うところはあります。逆に猫ほどシンプルな感情表現ができたらどんなに楽か、と思えてきます。

 

 

さらには夫はかんしゃくも起こしますし、イライラしていることもあったりします(だからこそ超絶のんびり屋の私でないといけないのかもしれませんが笑)。ももちゃんにとってはイライラしている様は「もしかしたら、自分はこの人に暴力を振るわれてしまうかもしれない、怖い」という思いを抱かせているのかもしれません。

 

 

もしかしたら都市部になれば動物病院といってもワンちゃん猫ちゃんの外科的な怪我や内科的な内臓の病気などを診るほかに、人間と同じで精神科領域まで診てくれるところもあるかもしれませんが、ここはなかなかそういった病院はないので、「もしかしたらそうかなぁ」という私の推測しかないですし、特段「これは病院に行かないといけないかも」なレベルではまだないかな、と思って様子見しています。