piantinaの日記

日本のとある教会で弾いてるオルガニストの毒にも薬にもならない戯言

小梨の私がマタニティマークについて思うこと

数日前に「マタニティマーク」から10年、ということで、いろいろなところで改めて「マタニティマーク」についていろいろと言われています。子どもがいないけれどもこれには思うところがないわけではないので、ちょっと思ったことを書いてみようと思います。

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こんなことを言うと「デブ乙」と言われるかもしれないけれど、私自身は太目の体型でワンピースやチュニックを愛用している。それでいて「年齢的に妊婦さんが多い」年齢に属しているので、事情を知らない人が見れば「マタニティマークをカバンに付け忘れた妊婦さん」にしか見えないだろう。これまで席を譲られたことも幾度となくあるので、「なんだか妊娠してないのに妊婦さんに見えるキャラなんだろうな」と思って、なるべく誤解をされないようなファッションをしていたりして気をつける。若い女性が必ずしも細身の体型ばかりではない。ぽっちゃりした人だっているのだ。

 

 

今となっては自家用車がメインの交通機関になっているような地域に住んでいるので、電車に乗って「また間違えられたか…」となることはなくなったけれども(笑)都会に行ってもいわゆる「通勤時間帯」には電車に乗らないので人と争わずして席に座れるので、ますます間違えられることは減ったように思う。間違えられようものなら「安心してください、腹肉ですよ」と言うべきか悩む。

 

 

個人的な思いとしては「リアルな妊婦さんにはちゃんとマークつけて欲しいなぁ」と思うくらいだ。電車の中で暴力や暴言を受けたりするとは、やはり日本は子どもとお母さんに対して冷たい国になったものだなぁと思う。もちろん私のような小梨の主婦だと「妊婦を羨ましいと思わないの?」と思われるかもしれないけれど、特段不妊治療に一生懸命になってるわけでもなく(冷えとりはやっていてもほとんどが自分の健康のためだけ)、「子どもを持つことはもう無理かもしれない」と諦めに近いものを感じているので羨ましいとかねたましいとか思ったこともない。「果たして私は子どもを持たないでいいのか」と思うことはあっても、自分や自分の生き方に対して思うことであって、他人がどうだからということはあまり関係ありません。

 

 

だからこそ、めでたく妊娠された方には周囲の目を気にすることなくカバンにつけて電車に乗って欲しい。妊婦さんに暴言や暴力を振るう人は単純に「人間としてやってはいけないいことをやってる人でなし」な人たちなので、勇気を持って駅員さんにでも突き出して欲しい。こう思っている小梨の人間も居る、ということで記事を書かせていただきました。