piantinaの日記

日本のとある教会で弾いてるオルガニストの毒にも薬にもならない戯言

手をとりあって、4年。

みなさんんこんにちは、Piantinaです。
さて、きょうで結婚して4年になります。前にも書きましたが、我が家では入籍した日よりも結婚式(聖婚式)をした日のほうを結婚記念日としています。指輪の刻印も4年前の今日の日付がされていますので、今日です。

f:id:mayflower81:20151119105242j:plain

私の持っていたクラッチブーケに似ています。写真は素材です。

 

リアルシャワーが降りまくった結婚式

4年前のきょうは雨が降っていました。予想でも雨とありまして、「ああ、なんだかななぁ」と思っていました。私は晴れ女を自負していましたので、だいたいの何かのイベントで「雨が降る」ということはほとんどありませんでした。雨が降った人生のイベントは幼稚園の卒園式と入籍(&リハーサル)と結婚式でした。寒いのかと思って防寒できるものなども用意していましたが、いわゆる「山茶花梅雨」でしたので、非常にジメジメしたまさに「梅雨」の雨という感じでした。

 

 

もうフラワーシャワーやらライスシャワーなんてしてもらえなくても、”リアル”シャワーがじゃんじゃん降っていました。おかげでドレスにはシミがぽつぽつできていましたが、サイズオーダーで作ったドレスですし、式後にはクリーニングに出して圧縮されています。

 

 

夫も私もキリスト教徒ですので、式は教会、それ一択でした。教会といってもホテルのチャペルではなく本物の、です。所属する教派の教会で挙げました。まぁキリスト教式ですので、あの「病める時も、健やかなる時も」のあれをやりました。ちなみに教派によって変わりますが、私のところはこの「病める時も、健やかなる時も」のところは、お互いの手を取り合い、司式する人にしたがって「自分で」言います。そのあとに指輪交換があるのですが。ちなみに教会式で結婚式を挙げた人は離婚した場合、再婚するときは教会では挙げられません。「神が合わされたものを、人は離してはならない」のですから。間に誰か(不倫相手)が入ってしまうのもそうですが、本人同士が離れてもダメなのです。

 

 

それから4年間のことは先日のブログでも書いたとおりでもありますが、家事も失敗、失敗の連続でした。最初から完璧、というわけではありませんでした。だけども、料理に関してはもともと食べるのが好きなほうかもしれませんが、自分の好きな食べ物を自分で作れるようになるとなんだかうれしくなってきて、それが料理を作れる原動力になってきているのかもしれません。

 

 

もしかしたらこれは誰でもそうなのかもしれませんが、「実家暮らし」だったのも多少はあったかもしれません。一人暮らし経験があればもうちょっと最初から要領よくできたかもしれませんが、自分の「それまで」を悔やんでもしようがありません。これはもしかしたら仕事でも同じで「その業種未経験」でも雇われて、入ってからそれなりに業績を上げたりしている人だっているわけですから一概に「実家暮らし女子」が「婚活に不利」というわけでもないと思います。

 

mayflower81.hatenablog.com

 

”雨男”との暮らし

さらには夫は雨男なだけでなく、まさに「レインマン」だったので、生活していく面でのいろいろな細かいことで癇癪を起されないようにする基準もわからずにいたのでそれにも苦労しました。ようやっと「このくらいなら大丈夫」というのがつかめてきたと思います。相変わらず相手の顔色も考えずにズケズケものを言いますし(まともに聞いていると疲れてきます)、生活音が大きくて猫が怖がったりしたりしますが、こればかりは「相手を変えようと思っても労力の無駄遣い」とあきらめるのとスルースキルというか鈍感力というか「右から左に受け流す力」そして「アサーティブに話す(うまく自分の意見を伝えるように話すこと)」をある程度身に着けないとやっていけないなぁと実感しています。

 

 

髪と目と興味?

先日のブログでちょっと書いて「うろ覚えです」と書いてしまったことですが、どうやら『アスペルガーと愛―ASのパートナーと幸せに生きていくために―』(マクシーン・アストン著)を見てみると、ASの男性というのは女性をみるときにどこを見るかというか「髪」と「目」なんだそうです。あーまぁそういえばそうかなーと思ったりもしますが(夫はくせ毛で私はストレートですし)。それに「興味の一致(音楽や映画など)」がパートナーを選ぶ決め手にもなっているようです。夫はクラシックは嫌いですが、それ以外は音楽が嫌いというわけでもないですし、私も「好きなのが」クラシックでほかのジャンルも聴かないわけではありません。まぁそういうこともあってなのかなぁと思っています。

 

 

もちろん、「パートナーが発達障碍者」ということで生活のいろんなところのすり合わせがうまくいかなかったりなどで「別れ」を選んでいく人もいるかと思いますが、今のところ私は特にそこまで困っているわけでも、一時的に悩んだり怒ったりすることがあっても、しばらくすると「まぁ、いいか」と流してしまう人間なので、「まだまだやっていけるな」と思っていますので、「もう別れることまで考えてます」というカサンドラさんのお役には立てないで申し訳ないです。。

 

 

とりあえず、今回も”契約更新”できそうです!(結婚はある種の”契約”ですから)。