piantinaの日記

日本のとある教会で弾いてるオルガニストの毒にも薬にもならない戯言

ちょっと眠れないので、思いのたけを文章にしてみた(前編)

みなさんこんばんは、Piantinaです。
こんな夜更けに、と思われるかもしれませんが、その理由はちょっと後々追って説明しますので、お待ちください。

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今年もピアノ教室で行われるクリスマスコンサート(単に12月にやるおさらい会で、多くの生徒さんがクリスマスソングを演奏するのと、参加するとプレゼントがお教室からもらえるというのもあってそう呼ばれている)に出ることになりました。

教室の事務員さん(以下:事)「Piantinaさん、クリスマスコンサート、出るよね?」

私「えー全部日曜日の昼間じゃないですか。距離的に不可能ですよ。瞬間移動できませんしw」

 

事「あーこれ子ども向けの時間帯で、大人の人は子どもの後でかかぶらないようになってるのよ~」

 

私「う~ん、予定次第ですかねぇ……」

 

結局、事務員さんと先生のごり押しプッシュ(?)で出ることになりました……。
たしか去年もこの話を書いたような、書かなかったような?

mayflower81.hatenablog.com

 

完全に自分の都合だけで話すと、正直、教室までの交通費(高速バス代)がコンサートの日まで合わせて3往復、15000円かかります(ざっくり)。まぁお金に余裕があれば、または私が仕事を持っていてそれなりに自分のことは自分の稼いだお金で、という感じでできれてればその額は何でもないかもしれませんが、あいにく専業主婦ですし、痛くない、と言ったらウソになります。さらに、この時期は教会としても忙しい時期ですし、礼拝も重なりますのでそれに向けた練習も必要になってきます。毎年変わらない、と言われても1年に1度だと忘れていることもあります。

 

 

だけども、もう一人の自分が「果たして、それだけでいいの?”出てほしい”とわざわざ自分に向けて行ってくれた人に対して失礼じゃないの?」という声がしました。確かにほとんど「仕事で、ビジネス的な意味で」言っているのかもしれませんが、せっかくのご厚意に対して「出ません!」とはっきり言いすぎてもなぁとも思いました。

 

 

いや、もしかしたら私は教室のクリスマスコンサートになくてはならない人間なのかもしれない、とも思えてきました。たしかに「ありきたりな」クリスマスソングではなくて、本物のキリスト教の教会のオルガニストをやっているというところでいわゆる「正しい」クリスマスの歌、つまりは讃美歌や聖歌は得意ジャンルで、それが「ほかの生徒さんと違う」と言われればそうかもしれません。

 

 

一通り曲も選んで、譜読みをしてレッスンに臨んだのですが、どうも選んだ曲がしっくりこない。そんなわけでちょうど1年前くらいに弾いていて、くしくも「うちの事情で」中途半端なところでOKをいただいてしまったベートーヴェンピアノソナタ第28番イ長調第一楽章op.101を弾くことにしました。曲を変更することは大丈夫そうだったので、すんなり変更ができました。

 

 

帰りにレッスンチケットを事務員さんに出してもらっているときに先生と「来年はピアノを習って30年になるんですよ、何か記念になるような曲をやりたいです」みたいなことを話していて「じゃあ、ソロコンサートでもやる?」という話になりました。たしかにそんなに長い間お稽古事として続くとも思っていなかったことですし、その機会にこれまで習わせてくれた家族(両親や夫)に感謝の気持ちも込めてやるのもいいなぁと思いました。やる曲目で頭を悩ませながら高速バスに乗って帰りました。

 

 

とりあえず、ここでいったん切ります。