piantinaの日記

日本のとある教会で弾いてるオルガニストの毒にも薬にもならない戯言

カサカサカサンドラのつぶやき―久しぶりにカサンドラネタ―

みなさんこんにちは、Piantinaです。
さて、最近寒くなって、水温も低くなってきたのか、はては洗剤にやられるようになったのか、手が皸だらけです。今日はカサンドラネタなので、さしずめわたしはカサカサカサンドラですね(笑言っててますますカサカサしたような気持になりました…)

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※私ではありません。モデルさんです。

 

ひとことだけ、先に言わせてもらいますが、私自身はもともと大学で社会科学系統の勉強もしてきましたし、どちらかというと人文科学よりもそっちのほうが得意なのは確かで、中学、高校を通して得意だった科目に英語と社会そして音楽がありました。社会科はだいたい成績が良かったように思います。新聞も読むのは好きすし、ニュース(グルメ宣伝でない報道のね)も見るほうかと思います。けっして政治という分野が嫌い、というわけではありません。

 

 

だけども、です。
一方的にずーーーーっと、結論としては「ああもう日本オワタ!もうこの国滅ぶしかないんだよ!!」になるような話を延々と聞かされるのは精神的に疲れてきます。かといって、「右から左へ流す」ような感じでいると、それはそれで「なんだよ!興味なさそうにして!!」と怒り出すので困った話です。でもまともに聞いていると本当にこちらが疲れてくるのです。エナジーバンパイアとはまさにこれです。相手はAS(アスペルガー)ですからこちらの顔色や表情なんて見ちゃいないだろうし、止めもしなければ延々と半ば「喜々と」しながらしゃべり続けています。でも止めるとそれはそれで「だって!重要な問題なんだよ!!密接にかかわってくるじゃないか!」とさも「自分は正論を語ってる!」となるわけですからまったくたちが悪いです。

 

 

もちろんカサンドラ症候群になる要因というのはこういうことだけでなくて、ほかにも「えっ?!なんでどうして?!」となる行動の連続についていけなくなったりというのもありますし、さらにそれをほかの人に言ってもまともに取り合ってもらえないという寂しさというのがあります。

 

 

私自身パニックや不安障害、うつを患ってさらに過敏性大腸やカサンドラ症候群(適応障害の一種)までなっているとメンタルクリニックのお世話になり続けてもうン年という感じになっていますが、精神医療に携わるお医者さん、臨床心理士やカウンセラーの方の「傾聴」のスキルってすごいな、と思います。一人、二人ないしは数人でなくて1日20人、30人というレベルで人の話を聞いて、しかも重い話や聞いていて疲れてくるような話もあるだろうというのに。もちろん彼ら彼女らはそれでごはんを食べている人たちで専門的な教育まで受けたプロなわけですから、わたしのような「ど素人」とは違うわけですが。

 

 

もちろん、「初対面の人に”政治、宗教、野球のネタの話をしてはいけない”というマナー」があって、いわゆる「公」になるところ(ネット上も含む)では政治の話というのは嫌われたり、ウザがられたりあまりいい顔をされないトピックなのであまりみんなが出さないだけで、じゃぁプライベートで家族に話すのならいい、といっても限度というものがあります。口を開けばその話、となると聞くほうもだんだん「この人ほかに話すことないのかなー」とかってなってしまいます。

 

 

ここまでくると政治的なことをまじめに考えたがる人たちが「頭軽い」と嫌いそうな、いわゆる「女子☆」なネタのほうに救いを見出してしまいそうになります。洋服、スイーツ、コスメ。セレブというか芸能人のゴシップネタ。はたまたロハスライフハックなどなど。「まるで考えてねぇじゃん、どうでもいいじゃん」と思われそうですが、そんなことはないのです。

 

 

 

それに過去に大地震や大災害が起きても、戦争で街が爆撃などで破壊されて目に見えて「終わった…」という状態になっても、住む人がいる限り、がんばって復興し続けてきたのが日本じゃないかと思えてくるのです。たしかに原発やら戦後の安全保障の問題、経済の問題、いろいろ山積なのはわかっています。だけども、「どうすることもできない、終わった、もう衰退するばかりだ」と言っても先のことなんて見えるわけではないですから。