特急白鳥から見た函館山とトラピスト修道院につづく一本道
みなさんこんにちは、Piantinaです。
クリスマスまであと10日。今年もあとわずかになってきました。
今週のお題「今年見に行ってよかったもの」について書いてみたいと思います。
今年見に行ってよかったもの…何があったかなぁと思ったら、ありました。
ズバリ、「特急白鳥から見る函館山」でしょうか。つまり木古内より先に行くと津軽海峡越しに見える函館山です。これは今年見ておいてよかった風景じゃないかと思います。
画像がないかと思っていましたが、ありましたので、載せます(2015/12/28追記)海の向こう側にあるのが函館山です。
来年の3月にはこの風景、見られなくなるんですね。北海道新幹線が開通し、新幹線の走るところはもっと内陸側で海沿いではないようです。おそらく貨物なんかはこの路線を走るのでしょうが、人間に関しては新青森の先もずーっと新幹線。そして青函トンネルをくぐって出た先も陸側を通っていくような感じに見えました。
もちろん、東京から函館まで新幹線一本でつながるというのは便利になるという点ではいいことかもいしれませんが、海沿いを走る特急列車から見える函館山をもう眺めることができなくなるのか…というとちょっと残念な感じです。やはり特急ならではの旅情を感じる風景が見れなくなってしまうのですから。新幹線だと快適で速いのですが、案外風景が見れないのでそこが残念なところでもあります。
たまたま今年の夏の旅行は北海道に決めており、当初の予定を変更して行先も変わりましたが、今年のうちに青森(弘前)と函館に行くことができてよかったなぁと思っています。来年はきっと混んでるんだろうなぁ…。私たちは8月の終わりに行きましたが、中国人がたくさん来ていました。函館山の夜景を見に行って行き交っている言葉は中国語(だと思われる)で、結構来ているんだなぁと思いました。年齢的には学生さんと思しき若い人が多かったです。
あとは、函館の隣、当別にある「トラピスト修道院につづく一本道」でしょうか。車で回ったのですが、並木道がすーっと一本あって、その先に海が見える、という美しい風景です。天気は小雨が降っていてあいにくでしたが。晴れていたらもっときれいだったかもしれません。冬は当然関東よりもぐっと寒くて厳しいのでしょうが、こんなところで祈りと読書(読むのは聖書)、農作業や手仕事をしながら修道院の中で静かに生きる、というのは情報や世間の煩わしいことに振り回されている私から見ればむしろ「贅沢な暮らし」だなぁと思えてきます。新聞くらいは読むことはできるでしょうが、テレビやパソコン、スマホはないでしょうし(修道院付きの神父さんの部屋くらいにはもしかしたらあるかもしれません)。
わたしがとりあえず「今年見れてよかったもの」と思ったものはこんな感じです。コンサートとか映画、舞台などが見れればよかったのですが、残念ながらあまりチャンスがなく、むしろ自分が人前で何かの演奏をしていることが多かった一年だと思いました。