piantinaの日記

日本のとある教会で弾いてるオルガニストの毒にも薬にもならない戯言

最も祝福された夜、それが聖土曜日。

みなさんこんにちは、Piantinaです。

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今日は聖土曜日、書いているときはまだ日没ではないので、「主の復活おめでとうございます!ハッピーイースター!」ではありません(これはクリスマスのときとカウント方法が同じですね)。まぁ、もうイースターやってるとこもあるからもういいっちゃいいのか…。さて、昨日の聖金曜日は「まさにクライマックス」と申し上げましたが、個人的には「最も祝福された夜」聖土曜日の礼拝の雰囲気は大好きだったりします。そういえば去年は皆既月食だったんですねぇ。先日の日食は結局また曇ってしまって夫が残念がってました。 

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 「キリストの光」と言ってキャンドルをひとつひとつともして、最後には「パスカルキャンドル」という絵つきの西暦が書かれた大きなろうそくにともすのですが、同じキャンドルをともすのでもクリスマスイヴよりも好きだったりします。その神秘的な雰囲気がまたいいのです。クリスマスイヴはたぶん礼拝としても経験的にたくさん出ていて半ば「あ~お腹一杯」って感じなのと、基本的に雰囲気にひたって(?)いられるほど暇じゃない(そりゃ何曲も聖歌を演奏するから)というのもあるかもしれません。

 

 

ところによっては「徹夜祭」をやるところもあります。洗礼式なんかはこの「徹夜祭」でやることもあります。昔々だったらそれこそこのときが「1年に1度、洗礼が受けられるとき」でしかありませんでした。今でこそレントやアドヴェントを除いてほぼいつでも洗礼式が受けられます(クリスマスとかね)。危篤の病床でも受けられます。まぁ、このケースは本当に「終末期」あたりの時期の人で、洗礼を希望していた人に限られるんですが。

 

 

それにしてもここのところ寒くなってきましたので、なんとなく季節はイースターでも気温的にまるでお正月かクリスマスかという感じです。フランスのことわざには「クリスマスが暖かいとイースターは寒い」とありますが、確かにそうだったかも?!と思います。まぁ日本においては、ですが。ヨーロッパはもっと違うかな。

 

 

 

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話はがらっと変わるけれど、今朝、BSの世界のニュースでやっていたのですが、アメリカではこの3月の終わりごろに「大掃除」をやるそうです。どうやらこの時期にやるのがアメリカの伝統のようで、なぜなのかはちょっとわかりません。日本ならば「年度末だし!」という言い訳ができそうですが、どうやら「寒い冬が終わって気候が暖かくなったから、掃除をしよう」ということのようです。

 

 

確かに日本は12月の終わりごろに大掃除をしますが、あれもいちいち寒いときになぁ…とはちょっと思います(でも基本的に晴れているので洗濯などは乾いたりするし、窓の掃除なんかはいいかも)。いろんな人にインタビューをしていましたが「服を片付けた」という人もいれば「春に限らず思い立ったときに断捨離!」的な人もいれば「汚いまま」の人もいて、別段「掃除してない」人がいけない風でもなかったので、「いろんな人がいろんな意見持っててそれが否定されてなくて面白いなぁ~」と思いました。それこそいい意味で「みんなちがってみんないい」の雰囲気があるというか。

 

 

いらない服は今でも日本でもかなりリサイクルショップができたり、お店によっては買い取ったり、新しい服にリサイクルするなどの取り組みが出てきているようですが、家の前でふつうに「フリマ」っぽく売るんだそうです。仮に売れなくても、しまったままの服を風に当てることができるし、売れたりもらってくれる人がいればラッキー的な感じなんでしょうね。

 

 

まぁ、もうちょっと温かくなって、時間的余裕ができたら「大」まで行かなくともせいぜい「小」か「中」レベルの部屋の片付けでもしようかなぁと思いました。やっぱり普段はなかなか忙しいんでね。