piantinaの日記

日本のとある教会で弾いてるオルガニストの毒にも薬にもならない戯言

「OTTAVA サロンコンサート 本田聖嗣 定季演奏会 2016夏~ピアニスト4人、ふたたび2台のピアノに向かう」に行ってきまました。

みなさんこんにちは、Piantinaです。
先週、8月6日(土)に渋谷の南平台にある「サロン・ド・エスプリ」で季節ごとに行われているOTTAVAプレゼンターでもありピアニストの本田聖嗣さんのサロンコンサートの定「季」演奏会に行ってきました。

 

 

サロンコンサートそのものは昨年からずっと続いているのですが、私がこのサロンコンサートに行ったのはこれが2度目。まさにここから私の「OTTA活」の活発化が始まりました。「夏はいつかな~」と思っていたら、先週の8月6日でした。レポが1週間遅れてしまいました。

f:id:mayflower81:20160812101424j:image

サロンのピアノ

 

 

今回の演奏会は4人8手、2台のピアノによる連弾(ソロもあり)の演奏会でした。演奏者は本田聖嗣さん(Pf.と司会)、中川佳彦さん(Pf.)、佐々木京子さん(Pf.)、佐々木祐子さん(Pf.)
f:id:mayflower81:20160812101444j:image
左側のふたがあるのがYAMAHAのピアノ、ふたが外されているのがKAWAIのピアノだそうです。まぁだいたい「2台ピアノ」というとこういう形でピアノが置かれることが多いです。私の通っている教室のサロンではスペースの問題上こういう形でなく、2台横に並べた状態でやっていましたが。

 

 

それにしても、8月6日は…とにかく暑かった。
高速バスの中ではもちろん喉が渇かないようにいつも飲み物を携帯して乗るのですが、とにかく新宿に着いて、ちょっと買い物をして渋谷に向かって電車を降りたらもう「暑い、いや、熱い」という感じでした。まだお昼も食べていなかったのでどこかでしっかり食べようと思ったのですが、なかなか暑さで探す元気まで奪われるような感覚でした。

 

 

とにかくいつもより歩く速度にかんしてはちょっとゆっくりめに、そしてなるべく日陰に入ったりして南平台まで歩きました。本当ならば京王井の頭線の「神泉」で降りるといいのですが、昔父が南平台で仕事をしていたころ、渋谷から毎日歩いていたと聞いて、「こんなところで面倒くさがったら父に笑われるだろうなぁ」なんて思ってしまったので、歩きました。

 

 

まぁゆっくり歩いても、途中コンビニに寄ってポカリを買ってもまだまだ時間には早く、でもこのまま外で待っていたら確実に熱中症になってしまってコンサートを聴くどころではなかったかと思います。会場近くのサンクスに入ってソフトクリームを食べました。そこでRNアズキ色さんっぽい人をお見掛けしました。

 

 

ちょうど入り口のあたりに来た時に、RNミケさんらしき女性がいまして、やはりミケさんでした。以前ラ・フォル・ジュルネでお会いしたかと思います。わざわざ滋賀からいらっしゃったそうで!私が館山から高速バス乗って来るよりずっと遠くからですね。東京のお友達のお家に泊まるそうで、アフターパーティが終わったらそちらに向かわれてしまいました。

 

 

そして、いつも前回のサロンコンサートで知り合いになってTwitterの相互フォローをしているRNパン子さんも来ていました。最近の彼女のツイがちょっと体調があまりすぐれない様子で心配していたのですが、来ていました。少々やつれ気味?でしたが。彼女もアフターパーティの途中で帰りました。お仕事に響きますものね。。twitterで「行けなくなってしまった」と見ていたのはRN雪ん子ポンチョさんで、どうやら骨折をしていたとのこと。彼女自身も闘病中ですから大事を取って入院ということで…

 

 

ほかにも、前回のアメリカンクラシックでお話をしたRNうさぎのマーチさんとも会えました。サロンコンサートの良さというのはやはりこうして普段はインターネットの向こう側にいるだろうOTTAVAのリスナーさんたちが「リアルで」顔を合わせて知り合いになる、そして知り合いのリスナーさんができたからほかのコンサートにも行こう!という気持ちになってさらにコンサートもOTTAVAの放送も盛り上げるきっかけにもなりますから、ぜひともGMの斉藤さんにはこのサロンコンサートは続けてもらいたいところです。何より皆さん新参でやってきてもとてもフレンドリーですし。

 

 

今回はGMの斉藤さんは出張に出ていたそうで、このサロンコンサートにはいらしていませんでした。が、アフターパーティ(とその後)で一緒にお話をしていたリスナーさんの間で「中川さんと斎藤さんってちょっと雰囲気が似てる?似てない?」と話題になりました。眼鏡が似ているのは確かですが…斎藤さんのほうが若干小柄で細い感じ(おそらくお忙しくて太れない?)、あとは頭髪が……それ以上は言わないでおきます。

 

 

アフターパーティの後はRNウマウマさんが「近くに飲めそうなところがあるよ」ということで有志で行きました。RNピアソラまんじゅうさんと隣になりました。どうやらそこはラテンの催し物をやっているようで、中南米の飲み物、お酒、食べ物があり、さらにはステージパフォーマンスもありそうでした。しばらくリスナーさん同士で楽しく歓談していたら、突如ステージが始まるようで、どうやらメキシコのダンスだったようです。

 

 

私は昨年ひょんなことから地元の「全国大学フラメンコフェスティバル」を観ることになりましたが(けっこうこれが面白いですよ!)、ああいう感じなのかなと思ってみていたり手拍子をしていたら、踊り子さんがステージを降りてきてなんだか一緒に会場をぐるぐる回ったりマラカスみたいなのをもって一緒に踊ったりして(さすがに普段クラシックのラジオを聴くだけあってみなさんノリがいいw)いました。残念だったのはもうちょっと会場が広いのにお客さんが入っていればなぁという感じでした。

 

 

あ、で、だれと会ったとかそういう話ばかりになってしまいましたが、演奏会もちゃんと聴きましたよ!今回は前回真ん中あたりに座ってしまってあまり本田さんの演奏が見れなかったので思い切って前で見ることにしました。私自身はピアノというと万年弾くほうで「どこで見るか」についてはあまり詳しいほうではありません。ステージのある会場とそうでない会場と、「音を聴きたいか」「演奏の様子を見たいか」でも違いますので…今回は演奏を観たかったので前で聴きました。

 

 

おかげでプロの方の弾き方やペダリングなどを見ることができたので、非常に勉強になりました。ペダリングって簡単そうに見えて結構難しいものでもあるのですよ!それに曲の印象や音の聞こえ方も変わってくるのです。それにやはり濁ったりもしますから。

 

 

今回は男性陣は優しい曲、女性陣が力強く情熱的、パワフルな曲という感じで楽しむことができました。特にピアソラの「鮫(エスクアロ)」(2人4手)、ソロのファリャの「火祭りの踊り」は素晴らしかったです。最後の会場のアップライトまで使った4人8手のエルガーの「威風堂々」も盛り上がりました。斎藤さんがいなかったので指揮をスタッフの及川さんが合図をするところが、実際本田さんの弾き振りになってしまいましたが(笑)

 

 

いやぁ、本当に楽しい1日でした!お会いできたリスナーさんも、お会いできなかったリスナーさんもいましたが、今度は秋が10月1日(これって、”OTTAVA第二の開局記念日”では?!)とのことなので、また行こうと思っています!今度は歩いていて快適な温度になっているといいな。