piantinaの日記

日本のとある教会で弾いてるオルガニストの毒にも薬にもならない戯言

私が演奏できる楽器についてとその他もろもろを語ってみた

みなさんこんにちは、Piantinaです。
今回もお題スロットで「演奏できる楽器」お題「演奏できる楽器」を選んでみました。

 

 

なんだか、こういうの選んじゃうと、楽器が弾けない人からすると「演奏できる楽器が1つでもあるならいいじゃん!!」と言われそうですが、どうでしょうねぇ。
まぁグダグダ言ってないでちゃっちゃと行っちゃいましょう。

 

 

ピアノ

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※私のピアノではありません。

 

まぁ、5歳にほど近い4歳で音楽教室に通ってからずっとお世話になっている楽器、それはピアノ。もちろん、エレクトーンに変えることもできたのですが、なんとなくエレクトーンがそれほど好きでもなかったので、ピアノになりました。私自身はいわゆる音大を出たピアノの先生にずっと個人で習い続けたわけではなく、音楽教室のカリキュラムの中である時期まで習い続けてきたので、いわゆる「通過儀礼」になるような教本というのはあまり弾いていないのです。

 

 

それがいいことなのか良くないことなのかはともかく、ピアノの奏法でなくて「音楽」を先に学ぶことができたというのは良かったのかなぁと思っています。これは今教会のオルガニストとして聖歌を弾いたりしているところで大きく役に立っていますし、むしろこんなに役に立つのかと思うくらいです。

 

 

人生の中で一番付き合いが長く、おそらくこの先も弾いていく楽器であることは間違いがないのですが、目下の悩みどころは「弾きたい曲がなかなか見つからない」こと。長く続けてくるとだいたいのメジャーな曲はレッスンなり発表会なりで弾いたりしていて「ネタ切れ」になってしまって、時には先生に「曲のネタがありません」と言ったりしていますし、OTTAVAを聴いて「あ!このピアノ曲いいなぁ」と思ったら先生に「リクエスト」して楽譜を手に入れたりしています。

 

 

まぁピアノが弾けて良かったなと思うことはやっぱりたくさんあって(だから今も続けられているのかも?)中学高校の時の合唱コンクールの伴奏なんかをして活躍出来たり、学校の音楽の時間が知ってる曲だったり知ってることばっかりだったりで楽できたり、ソロで弾ける楽器でもありながら伴奏楽器の筆頭に上がる楽器ですから何かといろんなソロ楽器の人とコラボできるのが楽しいですね。そんな意味でも「誰からも愛される楽器のお姫様(楽器の王様は次にお話しするパイプオルガン)」だと思います。

 

 

パイプオルガン

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これが弾ける(かじったレベル)というと、「えっ?!音大の副科かなにかでやったの!?」と驚かれますが、私は毎度毎度このブログでも申し上げている通り音楽大学は卒業していません。まぁピアノがヘッタクソですからね。学科がパスできてもそっちで落ちそうです。普通の私立大学(文系)を卒業していて、単にその大学がミッション系で、大学入学時に「せっかくだから大学でしか体験できないことをやろう」と思ったらオルガンという選択になってしまいました。一応これでも足鍵盤を付けて演奏することができました。全身で音楽できる喜び、礼拝で会衆と一体になれる喜び、これはやめられません。

 

 

まぁ今はパイプオルガンがある教会に行くことはあまりないのですが、パイプオルガンがある教会の信徒になっていたらそれなりに「昔取った杵柄」でどうにか頑張らないといけないなと思ってしまって大変な思いをしていたかと思います。でも、ここ最近「OTTA活」を頑張るようになったらいろいろなリスナーさんと顔見知りになりまして、結構「パイプオルガンを聴きに行くのが好き」とか「オルガンヲタクなんです」という人がたくさんいてうれしい半分と「こんなにオルガンファンがいるのかー」驚き半分です。

 

 

コンサートホールで聴くのもいいですが、都内でしたら結構大きな教会もありますので日曜日にこそっと礼拝に忍び込むのもいいですよ(笑)まぁ受付がありますので「初めてなんです」と言えばだいたい礼拝に慣れっこの信者さんがついて「ここで立って」とか教えてくれますし、大きいところだとすぐに強烈な勧誘がある、というわけではありませんのでご安心を。

 

 

 

リードオルガン

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私のtwitterのアイコンと同じです…

 

私の現在の礼拝の相棒、それは「リードオルガン」。なんだか上のパイプオルガンと分ける必要ある?と言われそうですが、これは現在進行形で弾き続けている楽器です。ピアノと同じですがピアノより弾いているかもしれません。
今は知りませんが、昔は小学校に結構あって、よくよく休み時間に弾いて遊んだりしたなぁ~というあの「足踏み式のオルガン」。なんだか世代の差なのかもしれませんが、なんだか最近の子はこのリードオルガンの基本的な弾き方がわからないという人が多くて私はビックリしております。

 

 

ペダルを右、左、右、左…と交互に踏んで、「ニースウェル」をグイっと外側に膝でやると音量がぐっとあがります。音栓(ストップ)があって、その量を増やしたり減らしたりいろいろするとなかなか音色に変化を出すことができて、小さいながらもパイプオルガンに匹敵するくらいの面白みがあり、パワフルな音量を出すことができます。

 

 

まぁ手は普通にピアノが弾ければまぁ弾けますが、パイプオルガンと同じく「鳴らす」という感覚で弾いていくものですから、ピアノみたいにエイッと弾く感覚だとちょっと乱暴な弾き方になってしまいます。私はやはり元がピアノでしたのでこの癖を治すのに結構時間がかかりました。

 

 

個人的な願いとしてはパイプオルガンファンが増えるのもいいですが、「リードオルガンファン」が増えたらいいなぁとちょっと願っています。そうすれば聴く人が増えて、さらに弾く人も出てくるだろうと思いますし。どうでしょうかねぇ。なんかこういうメールをOTTAVAにして何かリードオルガン音源のオルガン曲なんかをかけてもらうという方法とかあると啓蒙活動になるのかな……どのプレゼンターさんの時に試したらいいんだろう?やはりH田さんあたりか?

 

 

ということで「演奏できる楽器」についてあれこれと語ってしまいましたが、私としては「演奏できたらいいなぁ」と思う憧れはやはり弦楽器、木棺・金管楽器、歌。って自分ができないの全般じゃないかっ!と突っ込まれそうですが、いいなぁ~と思っちゃうのです。