piantinaの日記

日本のとある教会で弾いてるオルガニストの毒にも薬にもならない戯言

3月でカーヴスを退会した話。

こんにちは、Piantinaです。
ひとまず、あいさつはさせていただいたのですが、
突っ込んで話をしなかったのが、「時間がちょっとできた」こと。
昨年の記事で健康体操教室の「カーヴス」に行き始めた、
という話を書いたのですが、先月、3月をもって退会しました。
結局1年しか続かなかったわけですが、1年間通って考えたことなどを書いていこうと思います。

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ダンベルは持たないですけどね…

 

 

なぜ、辞めたか―本当の理由―

なぜ辞めてしまったのかというと、やはり正直に話すと「お金と時間」でした。
お金はもちろん月々の会費。私は1年間のお得コースでしたので、約6000円。お得コースでなければ7000円近くかかります。これだけならまだまだどうにか続けられたかもしれません。

 

 

が、それだけではないのです。運動に向いてる服装(動きやすい服装)で、となると意外とそういうのに向いた服装を持っていなかったり、室内履きがなかったり、夏になると、とかちょこちょこ地味にかかってきます。それだけではありません。けっこう”勧誘”がすごいのです。そもそもは私も勧誘されて入ったものですから、それだけあるのですが、プロテインの勧誘がかなりきついものがあります。

 

 

このプロテインも2か月分(2袋)が家に届くのですが、1袋が5000円くらいかかります。5000円ならばもっと量が多いプロテイン(ザ〇スなど)が買えちゃいます。まぁそれでも「スーパープロテインですから」とかいろいろ言ってくるのです。さらにそのプロテインを始めさせるための講習を運動の後などにやるので、「30分で」というどころか1時間近く時間を取られることになります。あくまで「運動時間が30分」です。

 

 

 

プロテインの講習はある時期だけですが、地味にストレスになったのが「月初めの計測」。これが時間がかかりました。結構待たされるのです。しかも運動より先に計測をしなくてはならないので、それもありました。移動時間や他に買い物などの用事を含めると11時に家を出たのに、帰ってくるのは14時という感じになってしまいました。そこからお昼を食べて、夕食の準備…となるともう余裕がありません。

 

 

あと、噂通り(?!)辞めるのにはすんなりいきません。「面談」の予約を取り、コーチと面談します。さらにその面談で「こんなに成果が出たのだから」とか「ぴあんてぃなさんの健康のために…」など色々色々説得させ思いとどまらせるようなことも言われますが、「辞めたい!」となったときはもう強い意志で、「何を言われても辞める!!」くらいの気合で行ったほうがいいと思います。これは本当です。ただ例外的に病気や転居などはすんなり辞められます。

 

 

今年の目標は「時間とお金の余裕を取り戻すこと」だった

やはり、そうしていくなかでだんだん時間、お金、体力の余裕がなくなり、それでもさらに計測をすると「家族やお友達の方も体験に来てくださいね」とカードを渡されます。そもそもわたしはここには知り合いもなく、知り合いと言ってももうすでに何らかの運動をされている人ばかりで勧誘のしようもない感じなので、結構これも「やっかいだなぁ」と思っていました。

 

 

また、1週間行かないでいると電話がかかってきて、ある意味面倒見はいいのですが、「もうちょっと放っておいてくれてもいいのになぁ」と感じるところがありました。そういったストレスがじわじわ溜まって行って、昨年の終わりごろには「もうやめたいなぁ」と思うようになっていました。続けるのは無理だな、と感じ始めていました。

 

 

そんな中で昨年の終わりに「来年の目標はどうしようか」ということで「時間とお金を取り戻す」ということを目標にしました。具体的にはカーヴスを退会することでした。運動は嫌ではなかったですが、金銭的にも時間的にも無理だなぁ…と感じていましたし、さらに筋トレをするよりもじわじわと興味を持ち始めた中医学や薬膳、養生の勉強ができたらなぁと思っていました。

 

 

まだまだ辞めたばかりで、そんなにお金の余裕はないのですが、そのうち何らかの中医学のセミナーなどに出席してみてもいいかなくらいに思っています。今はそれらの情報を発信しているtwitterアカウント(ミドリ薬品さんとかCoCo美漢方さんとか)をフォローしながら、本も買ってちまちまやっています。

 

 

辞めた私だから言える、「カーヴスをお勧めしたいひと」

あえて、辞めてしまった私だからこそ、「こういう人は向いているだろうな」と思う人を挙げさせていただきます。
高齢者といっても60代~70代くらいの「主婦」
・若い人の場合は精神疾患で休職または退職し、社会復帰のリハビリがしたい人
・あまり多趣味ではない人
・お連れ合いに先立たれて孤立気味の人

あたりでしょうか。
1番目に挙げたような人はまずけっこう割合としてたくさんいます(笑)なので、あまり浮かないですし、ちょうどご主人が定年退職を迎えるか、迎えないかという微妙なところで、「主人在宅ストレス症候群」などになってしまいますので、自分の世界を持つという意味ではお勧めできそうな気がします。ストレス発散にもなりますしね。私の場合は少し早すぎました!(笑)

 

 

2番目は実は私自身がこういうのはしょっちゅうやっていました。うつで退職したものの、しばらく休んで食っちゃ寝。まぁ親からは「早く働いたら」と言われていましたが、そんな気力もわかない、すぐ疲れてしまう。でもだんだん薬を飲んで休んでいて調子が少し良くなってくると「あれ!前に着ていた服が着れない!」とか体重激増で気が付いたらとんでもない体重になっていた!とかあったのです。

 

 

本格的に仕事を始める前にそこそこ「縛りのある」ところで習慣的に運動して体力をつけて、少しシェイプアップして、という段階を踏んでいたほうがより健康的になれていたかな、と実感しました。少しお金がかかりますが、半年、1年などと期限を決めてそれから仕事を始めたらちょっと違っていたかもな~とは感じました。もちろん仕事を始めたら通う回数は減りますけど…。

 

 

3番目の多趣味ではない人は、多趣味な人はそもそもほかの趣味にお金がかかってしまってよほどお金持ちでない限りそんな時間的経済的余裕もないでしょう、ということです。4番目は孤立気味になりがちですし、「1週間行かないと電話がかかってくる」というシステムをちょっと逆手に取っています。それに少なくともよく行く時間の生徒さんだけでなくコーチとも会話しますので、ある意味孤立防止にはもってこいのような気がして、これもまた「早すぎたかも…!」と思いました。

 

 

 

わずかながらでも―通った「成果」―

1年ではありましたが、通っているうちに筋力(体力)の計測がありまして、その計測でどんどん若返ることができました(笑)片足のスクワットとかの回数も増え、腹筋もかなりできるようになりました。行っているうちに「あ、マシンがどんどん動かせるようになった」とか。まったくなかったわけではないです。運動そのものは嫌ではなかったですから。

 

そんなわけで、時間もできはじめましたし、ブログも不定期更新くらいを目標にしてぼちぼちやっていこうと思います。