piantinaの日記

日本のとある教会で弾いてるオルガニストの毒にも薬にもならない戯言

3月でカーヴスを退会した話。

こんにちは、Piantinaです。
ひとまず、あいさつはさせていただいたのですが、
突っ込んで話をしなかったのが、「時間がちょっとできた」こと。
昨年の記事で健康体操教室の「カーヴス」に行き始めた、
という話を書いたのですが、先月、3月をもって退会しました。
結局1年しか続かなかったわけですが、1年間通って考えたことなどを書いていこうと思います。

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ダンベルは持たないですけどね…

 

 

なぜ、辞めたか―本当の理由―

なぜ辞めてしまったのかというと、やはり正直に話すと「お金と時間」でした。
お金はもちろん月々の会費。私は1年間のお得コースでしたので、約6000円。お得コースでなければ7000円近くかかります。これだけならまだまだどうにか続けられたかもしれません。

 

 

が、それだけではないのです。運動に向いてる服装(動きやすい服装)で、となると意外とそういうのに向いた服装を持っていなかったり、室内履きがなかったり、夏になると、とかちょこちょこ地味にかかってきます。それだけではありません。けっこう”勧誘”がすごいのです。そもそもは私も勧誘されて入ったものですから、それだけあるのですが、プロテインの勧誘がかなりきついものがあります。

 

 

このプロテインも2か月分(2袋)が家に届くのですが、1袋が5000円くらいかかります。5000円ならばもっと量が多いプロテイン(ザ〇スなど)が買えちゃいます。まぁそれでも「スーパープロテインですから」とかいろいろ言ってくるのです。さらにそのプロテインを始めさせるための講習を運動の後などにやるので、「30分で」というどころか1時間近く時間を取られることになります。あくまで「運動時間が30分」です。

 

 

 

プロテインの講習はある時期だけですが、地味にストレスになったのが「月初めの計測」。これが時間がかかりました。結構待たされるのです。しかも運動より先に計測をしなくてはならないので、それもありました。移動時間や他に買い物などの用事を含めると11時に家を出たのに、帰ってくるのは14時という感じになってしまいました。そこからお昼を食べて、夕食の準備…となるともう余裕がありません。

 

 

あと、噂通り(?!)辞めるのにはすんなりいきません。「面談」の予約を取り、コーチと面談します。さらにその面談で「こんなに成果が出たのだから」とか「ぴあんてぃなさんの健康のために…」など色々色々説得させ思いとどまらせるようなことも言われますが、「辞めたい!」となったときはもう強い意志で、「何を言われても辞める!!」くらいの気合で行ったほうがいいと思います。これは本当です。ただ例外的に病気や転居などはすんなり辞められます。

 

 

今年の目標は「時間とお金の余裕を取り戻すこと」だった

やはり、そうしていくなかでだんだん時間、お金、体力の余裕がなくなり、それでもさらに計測をすると「家族やお友達の方も体験に来てくださいね」とカードを渡されます。そもそもわたしはここには知り合いもなく、知り合いと言ってももうすでに何らかの運動をされている人ばかりで勧誘のしようもない感じなので、結構これも「やっかいだなぁ」と思っていました。

 

 

また、1週間行かないでいると電話がかかってきて、ある意味面倒見はいいのですが、「もうちょっと放っておいてくれてもいいのになぁ」と感じるところがありました。そういったストレスがじわじわ溜まって行って、昨年の終わりごろには「もうやめたいなぁ」と思うようになっていました。続けるのは無理だな、と感じ始めていました。

 

 

そんな中で昨年の終わりに「来年の目標はどうしようか」ということで「時間とお金を取り戻す」ということを目標にしました。具体的にはカーヴスを退会することでした。運動は嫌ではなかったですが、金銭的にも時間的にも無理だなぁ…と感じていましたし、さらに筋トレをするよりもじわじわと興味を持ち始めた中医学や薬膳、養生の勉強ができたらなぁと思っていました。

 

 

まだまだ辞めたばかりで、そんなにお金の余裕はないのですが、そのうち何らかの中医学のセミナーなどに出席してみてもいいかなくらいに思っています。今はそれらの情報を発信しているtwitterアカウント(ミドリ薬品さんとかCoCo美漢方さんとか)をフォローしながら、本も買ってちまちまやっています。

 

 

辞めた私だから言える、「カーヴスをお勧めしたいひと」

あえて、辞めてしまった私だからこそ、「こういう人は向いているだろうな」と思う人を挙げさせていただきます。
高齢者といっても60代~70代くらいの「主婦」
・若い人の場合は精神疾患で休職または退職し、社会復帰のリハビリがしたい人
・あまり多趣味ではない人
・お連れ合いに先立たれて孤立気味の人

あたりでしょうか。
1番目に挙げたような人はまずけっこう割合としてたくさんいます(笑)なので、あまり浮かないですし、ちょうどご主人が定年退職を迎えるか、迎えないかという微妙なところで、「主人在宅ストレス症候群」などになってしまいますので、自分の世界を持つという意味ではお勧めできそうな気がします。ストレス発散にもなりますしね。私の場合は少し早すぎました!(笑)

 

 

2番目は実は私自身がこういうのはしょっちゅうやっていました。うつで退職したものの、しばらく休んで食っちゃ寝。まぁ親からは「早く働いたら」と言われていましたが、そんな気力もわかない、すぐ疲れてしまう。でもだんだん薬を飲んで休んでいて調子が少し良くなってくると「あれ!前に着ていた服が着れない!」とか体重激増で気が付いたらとんでもない体重になっていた!とかあったのです。

 

 

本格的に仕事を始める前にそこそこ「縛りのある」ところで習慣的に運動して体力をつけて、少しシェイプアップして、という段階を踏んでいたほうがより健康的になれていたかな、と実感しました。少しお金がかかりますが、半年、1年などと期限を決めてそれから仕事を始めたらちょっと違っていたかもな~とは感じました。もちろん仕事を始めたら通う回数は減りますけど…。

 

 

3番目の多趣味ではない人は、多趣味な人はそもそもほかの趣味にお金がかかってしまってよほどお金持ちでない限りそんな時間的経済的余裕もないでしょう、ということです。4番目は孤立気味になりがちですし、「1週間行かないと電話がかかってくる」というシステムをちょっと逆手に取っています。それに少なくともよく行く時間の生徒さんだけでなくコーチとも会話しますので、ある意味孤立防止にはもってこいのような気がして、これもまた「早すぎたかも…!」と思いました。

 

 

 

わずかながらでも―通った「成果」―

1年ではありましたが、通っているうちに筋力(体力)の計測がありまして、その計測でどんどん若返ることができました(笑)片足のスクワットとかの回数も増え、腹筋もかなりできるようになりました。行っているうちに「あ、マシンがどんどん動かせるようになった」とか。まったくなかったわけではないです。運動そのものは嫌ではなかったですから。

 

そんなわけで、時間もできはじめましたし、ブログも不定期更新くらいを目標にしてぼちぼちやっていこうと思います。

【完全再開ではないけれど】凄く久しぶりの更新です。

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長らくご無沙汰しておりました、Piantinaです。
昨年の7月以来ですから、約9か月に満たないですが、
前回の記事更新から秋が来て冬になり、そして春、
桜がもう終わって新緑の時期になろうとしています。
ぼんやり過ごしているとあっという間に時間が経ってしまいます…。

 

大変長らくお待たせして申し訳ありません。

 

長い間「お休みします」というわけでハッキリ決めていたわけでもなく、
なんとなくブログを更新できないでいる時間が過ぎていき…という感じで、
書きたいこともなかったわけでもなく(結構「これだけは書いておこうかな」みたいな出来事は多々あった)ただただ時間が過ぎていったという感じです。

 

 

で、ふとtwitterのTLを覗いてい見ると、はてなブログさんのアカウントで、「1年ぶりの更新」みたいな記事が紹介されていて、「ハッ!」となったわけです。
ああそうだ、「近日、ブログを更新します」と言っておきながら、全然できていなかったなぁ、と思って書いているわけです。強いきっかけがないと難しいですね。

 

 

これからも、しばらくの間は「毎日」というのはちょっと難しいかな、と思っています。徐々にペースを上げていくような形で完全な再開ができるようになっていけたらなぁ、と思っております。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
ひとまず、あいさつまで。

 

 

お久しぶりです。生きています。

みなさんこんにちは、そして、
大変間が空いてしまいまして申し訳ありません。Piantinaです。

 

 

結局…なんだかんだで4か月以上ですかね。
なかなか書けないでいました。それだけパソコンに向かう余裕もなく、
かといってスマホで更新するのも結構面倒な感じがしたので、
こんなに時間が空いてしまいました。

 

 

その間元気だったか?といえば、元気でした。一応。
重病だったわけでもなく、本当にゆっくり書く時間が取れなかったのです。

 

 

だいたい私の1日の予定は

5時~5時半 起床
6時過ぎ   朝食

その間テレビ(国際ニュース、0655、朝ドラ、こころ旅とBSばかり)を観たりする

8時     掃除開始、OTTAVAをかける
9時     掃除を終えてOTTAVAを聴いて少し休む
10時    運動に行く準備をする
11時    (今の時期は車)運動。30分のサーキットトレーニング
12時    買い物
13時    帰宅、昼食
14時    昼寝(時間かかりそうなときは夕飯の仕込み開始)
15時    昼寝から目覚めて夕飯の仕込み
16時    夕飯づくり
17時    夫帰宅
17時半   夕食

片付け、お風呂にお湯をはる

19時    こころ旅とうちゃこ版(現在休止中)を観る
19時半   お風呂に入る支度をする
20時    入浴
21時    お風呂から出てスマホをいじる

22時ごろ~ 就寝

 

という感じです。結構追われているものです。
1日が短いです!そういう意味では充実しているのかな。

 

 

3月から、カーヴスはじめました(ステマじゃないよ)

そう、先のざっくりとしたタイムスケジュールに、「運動」というのがありました。
実は3月の半ばごろにたまたま郵便局にお金の振り込みに行ったときにたまたまカーヴスの勧誘にばったり遭ってしまったのです。
もう当初は「あーもう、こっちはお金のことで急いでいるのに!どうして捕まっちゃったんだろう…」と思い、さらにネットで評判を調べるとあまりいい話が出てこないw
「これは断ろうかな」と思っていました。

 

 

あ、カーヴスって何ぞや?って人は、こちらの記事をどうぞ

www.gentosha.jp

いろいろ記事を読みましたが一番面白く、かつ、結構現実に近い感じで書かれています。

 

 

それにまだ「水泳とか体操とかヨガとかフラダンスとか始めるのは40になってからでいいかな、それまではいろいろ考えておこう」と思っていたので、あまりやる気もありませんでした。別段日常で動くようにしているし、近い距離なら歩くようにしているし…と思っていたのです。とはいえ、「とりあえず、体験に行ってみて断るかな」と思っていました。

 

 

まぁ行ってみたら、たしかに評判どおり中高年女性、というか前期高齢者くらいの年齢以上の女性が筋トレをしているのです。が、想像よりシャキシャキ動いているわけです。それにたまたま行った先のコーチがそんな嫌な感じを受けなかったというのもあります。「まぁ、数年早まったけど、運動習慣をつけるならいいか…」ということでちょっと家計的には節約しないとですが始めることになりました。

 

 

まぁうちの母親みたいに60代後半になって「膝が…」となったり、夫が引退してもちゃんと礼拝に出られるくらいにはなっておかねばと思っているからです。春の間は2キロほど離れているので車ではなくて、歩きで通っていました。さすがに今は暑いので熱中症になりたくないので車です。

 

 

もちろん、おばちゃま(おばあちゃま)のサロン化しているところはありますが、たまに同世代くらいの若い人もいますし、たまにですが「えぇっ?!この体形で筋トレしなくて良くないかい?」と思っちゃうような、背が高くて手足がすらりとしていてモデルさんのような体形の人もせっせと汗を流していて、「わ~目の保養~」と思って見ています。おそらく40代くらいだと思いますが見るからに都会からの移住者、っぽい感じです(この辺り、多いけど)。

 

 

とりあえず、やり始めて4か月以上経ちましたが、やってよかったこと

・てきぱき動けるようになった
・少し筋力ついた?
・トイレが近かったのが少し(少しだけど!)遠くなった
・二の腕とかふくらはぎがちょっと細くなった(気のせいだけど)
・睡眠が深くなった(気がする)
・とりあえず「トンデモ医学(健康法)」に騙される暇がなくなった
リードオルガンのペダルを苦労しなくてもガシガシ踏める(結構脚力必要)、礼拝中にばてない

 

やって困っていること

・お金がかかる(プロテインまでやると合計で1万かかる)
・靴やウエアの用意がない人は新しく買わないといけない(もちろんユニクロとかしまむらのでやってる人多し)
・シャワーやお風呂などの設備がない(これはいろいろ言われていることだけど)
・コーチが下の名前で呼んでくるので、最初は「慣れ慣れしいなぁ」と感じるかも?
(慣れればなんともなくなる)
・なかなか数字に表れにくいし、短期間に結果を出したい人には向かないかも?

 

オススメしたい人
・そこそこお金と時間に余裕がある人(働いている人だと昼休みにしか行けないかも)
・(あえて)ずっと身体を動かすことを本格的にやらなかった人(本格的にやってた人だと物足りないかも?)
・男性や若い人と同じジム、意識高い系のジムが苦手な人(逆に高齢のおばあちゃんばかりなので、ゆるくできる)

 

 

長くなりましたが、そんな感じでずっと充実した(?)を過ごしていたのでなかなかブログが書けませんでした!という話でした。ツイッターのほうはちょくちょくつぶやいていますので、よろしくお願いします。

KDDIプレゼンツ「つながる心つながる力みんなでつくる復興コンサート2017」に行ってきました。その2

みなさんこんばんは、Piantinaです。
「つながる力つながる心みんなでつくる復興コンサート2017」に行ってきた話の続きです。

 

定禅寺通りをぶらぶら歩いて、さらにアーケードの商店街を歩いて、歩きながらお店をいろいろと見ている間に仙台の駅についてしまいました。案外近かったのですね。
で、いよいよきょうの目的地である東北大学川内キャンパス川内萩ホールにはどうやって行ったらいいのかといろいろ調べてみました。

 

 

大都市だと駅でスマホWi-Fiが入るのですね。
これも驚きでした。でも、そういうところもいろいろと含めて、私の周りで「仙台に住んでいたことがある」という人が口をそろえて「仙台はいい街だ」と言っていた理由がわかりました。雪でもあるかと思って靴も歩きやすいものを選んでみましたが、杞憂でしたし、なんだか想像以上にその日は暖かい日だったようです。でも本当にこればかりは自分が行って目で見て肌で感じてみないとわからない感覚だったので、貴重な体験でした。

 

 

どうやら「東西線」の「国際センター前」から徒歩5分で着くということで、「ほう」と思って歩き出したのですが、歩いても歩いても「川内萩ホール」というものが見当たらない!もしかして道を間違えた!と思い、もう一度駅に戻りました。どうやら駅から出て右側に歩いていたようですが、左側に歩かなければいけなかったのですね。そうしたら「川内萩ホール」の表示を頼りに歩いていたらつきました。
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東北大学の川内キャンパスの入り口です

 


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図書館側です。

 

 

なんとなくざっとキャンパスを見た印象としては「ああ国立大学だなぁ」と思いました。私自身は都内の私立大学の出身なのでまず敷地として狭いし、建物もわりと洒落た感じの建物が多かったりという感じです。一方国立大学は敷地が広くて、建物もそんなに洒落ていない。けれどもある意味で余計な感じがしない感じです。学生さんの感じも真面目そうな感じがします(あくまで私の勝手なイメージです)。

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川内萩ホールの入り口です。


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川内萩ホールです。

 

時間があるので、図書館に行ってみました。
まぁそこの学生でもないので中には入れませんでしたが、入り口横に喫茶スペースがあり、そこが開きそうだったので、本を読みながら待っていました。f:id:mayflower81:20170311135034j:image

 

開いたので、お昼を食べることにしました。
ここは大斎ということを守って、ホットドッグは辞めました(肉だから)。
マフィンとスコーン。なんだかお昼よりも「お茶」感にあふれていますが仕方がありません。
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一応お昼(?)も済ましたので、また元の川内萩ホールの前まで戻りました。
まだまだ開場まで時間があり、そして、横のカフェの前にいたのですが、あんまりにも人が多いので外で待っていました。まぁ天気もいいですし、ぼんやりしていました。

 

で、「こんなコンサートに行ってきました」的な写真を撮りました。
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こういうのも。
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時間になり、会場に入ることができました。いつもコンサートで顔を合わすリスナーさん、久しぶりに会うリスナーさん、そしてはじめましてのリスナーさんにも出会うことができました。行く前や行く直前は正直「自分が行っていいものか」とためらうきもちもありましたが、やっぱりそういう交流があるというのもコンサートに行く楽しみでもあるように思います。

 

 

今回のコンサートはゲストは新妻聖子さん、指揮者は石川星太郎さん(誕生日だけは一緒w)演奏は仙台フィルハーモニー管弦楽団の皆さまでした。
最初はJ.S.バッハ作曲の「G線上のアリア」が献奏され、演奏後には拍手ではなく1分間の黙祷をささげました。そのあとにはヴェルディの「運命の力」序曲でした。まさに人間の力で変えられようのない「運命」に立ち向かうかのような曲でした。震災が起きた事も私たちの力で避けられないものではありませんでした。だけどもそこに「立ち向かっていかないと」いけないと思う曲でもありました。

 

 

そして、新妻聖子さん登場。「Man Of La Mancha(ラ・マンチャの男)」でした。これまで私は新妻聖子さんの歌声を生で聴いたことがなく、初めて聴いたのですが、パワフルで伸びのある歌声。もちろんテクニックもあって素晴らしいなぁと思ったのです。オリジナルの「この祈り(The Prayer)」ではまさに「入魂!」という感じでしたし、「遊びで」歌ったのがきっかけとなった「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」も十分にクラシックで通用する感じを受けました。そして復興コンサートで欠かせない歌となった「わせねでや」。宮城県仙台南高等学校音楽部合唱団とのコラボレーションでした。東北、仙台にルーツがある新妻さんならではな気持ちのこもった歌唱でした。

 

 

第二部では石川星太郎さんの指揮で仙台フィルによるドヴォルザーク作曲の「交響曲第8番」。チェコの「土臭さ」と「郷愁感」や「哀愁」を漂わせつつも温かみがあり、「前に進む」感じが表れている選曲ではないかと思いました。この曲はなぜか子どもの頃に聞いたことがあり、正確なタイトルが分からなかったのですが、やっとわかりました。なるほどな~と思っていたら終わってしまいました。

 

 

アンコールはもちろん、エルガー作曲の「威風堂々」。再び宮城県仙台南高等学校音楽部合唱団の高校生たちと新妻聖子さんが登場し、会場が一体となって声を合わせて合唱しました。

 

 

その後「一応」アフターパーティの予約もしていたので、アフターパーティの会場へと向かおうと思いましたが、これがまた場所が「??」となり、「一体ドコだ?」と道に迷い、さらに歩いているうちに防寒のためにインナーに貼ったカイロがもう暑くて暑くて喉が渇いてしまいました。

 

 

アフターパーティの会場はなんとかわかり、「ここかな?」というところに入ったらすでに来ている人もいて、準備も始まるような感じでした。
料理もたくさん出てきて、さらにOTTAVAGMこと斎藤茂さんも仙台フィルの方たち、石川星太郎さんも来たところでそろそろ駅に向かわないといけない時間になりました。後ろ髪を引かれる気持ちで家まで帰りました。

 

 

…来年はまだまだ「行く」とは限りませんが、
「行く」となったらもしかしたら今度は日帰りでも行けるので行くことにしようと思います。

 

 

さて、きょうは3月11日。
6年前の今日、生きたくても津波地震、そしてそれにかかわることによって命を落とされた方々、住むところを離れざるを得亡くなった方々、行方不明者の捜索に携わる方、故郷の復興に力を尽くしている方々にどうか神様の導きとみ守りと慰めがありますように。

KDDIプレゼンツ「つながる心つながる力みんなでつくる復興コンサート2017」に行ってきました。

みなさんこんばんは、Piantinaです。
3月最初の記事の投稿が遅くなってしまって申し訳ありません。
くしくもきょうは3月11日、東日本大震災から6年です。

 

3月3日 世界祈祷日

まず、この仙台で2012年以降毎年続いている「つながる力つながる心みんなでつくる復興コンサート(以下復興コンサート)2017」に行く前に「世界祈祷日」がありました、これは毎年、NCCという組織に属している教会で集まって、だいたい持ち回りで女性たちが世界のある1国の女性たちを覚えて祈る日であります。今年は「フィリピン」でした。

 

 

フィリピンには実は行ったことがあります。
マニラではないのですが、セブ島に行ったことがありました。
5年くらい前のことですが、子どもがたくさんいて、貧しい人たちと中間層、裕福な人たちと社会階層が分かれているなというのがわかりました。ショッピングセンターにいる制服と思しき女子高生たちなんかはおそらく中間層とか富裕層の女の子たちでしょう。でも街には「強い風でも吹いたら壊れるんでないか?」と思ってしまうほどの家に住んでいる人たちもいました。

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出たお菓子を撮ってみました。

 

 

 それからすぐに高速バスに飛び乗り、仙台へ。
仙台に行く前に東京へ向かうわけですが、まぁ道はわりと順調に進んでいたと思います。むしろ若干早いくらいだったのではないかと思うくらいでしたが、それでも何があるかわかりません。仙台で道に迷う時間とかいろいろ含めて考えて、まっすぐ向かうことにしました。だけども新幹線代はケチりたいので「やまびこ」で行きました。

 



ほぼ各駅停車でしたので、ゆっくり景色を眺めることができました。
まぁ大宮、宇都宮あたりは「ああ関東だなぁ」という感じでしたが、やはりそこを越えるとだんだん「東北」になっていくのだなと思いました。でも6年近くの時間が経って、車窓から見る東北の町は一見「日常」になってきているなと思いました。

 

 

 

ぼんやりしながら、そしてあれこれツイッターなどでフォロワーさんといろいろ話をしていたらあっという間に「次は仙台」とアナウンスが入りました。あわてて漢方薬を飲み、出られるように支度をしていました。夫は仕事でなんども被災地を訪れていますし、何度も仙台に行ったことがありますが、私は一度もありません。降りたらきっと右も左もわからないだろうという感じです。

 

 

仙台に降り立った

仙台駅に降りました。まず、出口と、泊まる予定のホテルの位置を確認なければなりません。住所を確認し、さらに地下鉄の駅の最寄り駅を確認していました。
でも「行ったことのない街にたった一人で行く」というのもひとつの経験。
そう、いつまでも「誰かに連れてってもらう」ではいけないのです。

 

 

ホテルの最寄り駅に降りたころにはもうすっかり夜のとばりが降りていて暗かったのです。が、ホテルの近くにはアーケードの商店街があり、百貨店があり、結構繁華街のなかにあったのですが、人通りがあり、若い子がたくさんいるなぁと思いました。いつも住んでいるところが田舎で年寄りが多かったりしているので余計に感じるのかもしれません。さすがは東北最大の都市だけあります。

 

 

 

泊まったホテルは1月に前泊したホテルよりは安いのですが、シングル部屋でも広く感じました。だけどもその分洗面所やトイレ、バスの広さは犠牲になったのかギリギリの広さでした。まぁ一人ですからいいですが、さすがに…と思ってお風呂は大浴場にすぐに入りました。時間が迫っていたのか(男女で入れる時間が違う)、誰ともかぶらず悠々と一人で大浴場を満喫しました。首までお風呂に浸かれる!これがあるとないとではやっぱり違います。

 

 

 

3月4日 いよいよコンサート当日

3月4日、コンサート当日になりました。
午後からのスタートなので、ゆっくり朝は過ごして、それこそまた爪楊枝鍼とペットボトル温灸をしていましたが、どうやらホテルの目と鼻の先の距離に自分の教派の教会があったので朝の礼拝でもやってないかと思い、慌てて最低限の恰好をして行ってみたのですが、残念ながらやっておらず、外から写真を撮るだけ。

 

 

でもごく個人的なことで、しかもプライベートで来ておきながら「いついつの朝の礼拝に出たいです」とあらかじめ連絡するとそれはそれでなんだか気を使われそうな気がしてそれは嫌だったので、何もしないでいました。

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仕方がないので、朝ごはん(無料)を食べて、チェックアウト時間ぎりぎりまでいることにしようと思って、アイメイクまでしていました。そうしてのんびりしていました(続く)。

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 この写真は後々定禅寺通りから撮りました。東京エレクトロンホールも通りの反対側でした。
隣の白い建物は結婚式場で、この日も定禅寺通りをバックに結婚式のカップルが記念写真を撮っていました。

2月が終わってしまう。

みなさんこんばんは、Piantinaです。
そういえば、今日は2月28日。今年はうるう年ではありませんので、今日が2月最後の日です。今年ももう6分の1が終わろうとしています(と思うと早い!)。

 

 


明日、3月1日はいよいよ「レント」「大斎」の始まりの日、「灰の水曜日」です。まぁところによるのですが、おでこに昨年の「棕櫚の主日イースターの前週の主日で使う棕櫚の葉っぱで作った十字架)の十字架」を燃やして灰にしたものを描くところとそうでないところといろいろあるようです。

 

 

ですので、今日はカーニヴァルの最終日でもあります。
灰の水曜日以降は「節制と克己の40日間(日曜日除く)」ですからね。
厳しく伝統を守るような教派だと、この40日間、病気の人、高齢者、子どもをのぞく「健康な成人」は一切の肉類を断ち、聖書を1日1章読むとか、お祈りを増やすとかしているのです。よく近頃ではもう「春のお祭り・イースター」と言われていますが、華やかなイースターのその前には荒野でキリストが断食をしたように自らを律して、節制に励む厳しさがあるのです。

 

 

昔昔は「キリスト教の洗礼を受ける」というと復活日(イースター)しかありませんでした。私自身も実は「復活節中」に洗礼を受けたのですが、今でこそ「タイミングが良かったら」という感じになりましたが、復活日、もしくは復活徹夜祭(イースター・ヴィジル)に洗礼を受けるのが通例だったそうです。だからその準備の40日間という意味も持っています。

 

 

まぁ某ランドとかは教会の暦に関係なく春はイースターで、という感じで、なんだか近頃では教会とも関係ないところでイースターにはゆで卵!みたいな流れになってきて、「ああ、なんか日本人ってやっぱり表面だけを切り取って楽しむだけなんだな」という感じです。

 

 

先日、「女優さんが突如仕事や所属事務所を辞めてしまった。理由は”出家したいから”らしい」ということで大きな話題になりました。もともとその彼女はご両親もそこの宗教団体の信者で、女優の彼女は「2代目」の信者だった。あちこちで「宗教に走るなんて」というような意見だとか「仕事を投げ出すなんて無責任だ」という声が上がっていました。

 

 

でも、私なんかは結構親、祖父母、曽祖父母、あたりの代から「家の宗教」的に教会の信者として教会の通っている人をたくさん見かけますし、むしろ私のように家で誰も信じていなくて、自分が1代目というキリスト教徒は逆に珍しいんじゃないかというくらいです。そういう家に育った子弟が思うところがあって「聖職者になる」とか「修道院に入る」というような流れなのではないか、と思います。

 

 

聖職者を目指すことは悪いことではありませんし、宗教に帰依(キリスト教では”帰依”とは言いませんが、近いところで”献身””堅信”なのでしょう)していく人を世間が止める必要はないのではと思います。彼女には「身を投じるほどの」気持ちがあり、それを世間が「無責任」だのなんだの言って止めるのは「無粋」じゃないかと思うのです。

 

 

お葬式も2件立て続けにあって、バタバタしているあいだに28日が終わってしまった2月。いよいよ3月です。3日には初めて仙台に行きますし、4日には初めて「OTTAVAの復興コンサート」を聴きに行きます。ずっと先、と思っていたらもうこんなに近いのですね。それでは。

5本指のハイソックス靴下とラムウール&アンゴラ靴下

みなさんこんにちは、Piantinaです。眠気覚ましにお題「くつ下」というお題で記事を書いてみようと思います。

 

 

去年の6月、「やっていても合理的じゃない」と思って辞めてしまった冷えとり健康法。この健康法の軸になっているのが「長時間の半身浴」と「靴下の重ね履き」です。それも単に靴下を重ねて履けばいいのかというと、絹5本指、綿5本指、絹先丸、綿先丸……と重ねていくわけですが、結構これを1枚1枚重ねていくのもなんだか履くのに時間がかかるのも面倒ですし、洗濯も大変。一時期ドライクリーニング用の洗剤を倍くらい使っていたと思います。

 

 

まぁとはいえ、冷えとりをベースにいろいろ東洋医学に興味をもってあれこれ調べてみたりすると、どうも絹やら綿にこだわらずとも、足はふくらはぎを温めたほうがいいとかあって、今ではシルクコットンのハイソックスに、先日買ったクイーンウールのロングレッグウォーマーとセットになるカバー靴下です。

 

 

 

まぁそれでも結構重ねているわけですが、なんというか「毒が出てなんとやら」というのはなく、身体の気(気力、とか元気の気、だそうです)と血(血液)、水(水分)も巡りを良くするのが目的なので、「毒を出す」ところにゴールが置かれているわけではないそうです。

 

 

さらに寒いときや、オルガンを弾いたり寒い中家事をしたり動いたりするときは、このシーズンはこのラムウール&アンゴラ靴下が大活躍でした。黒いところはシルクコットンのハイソックスです。リードオルガンを弾くのにいちいちシューズを履くのも大げさですし、別に足鍵盤があるオルガンでも演奏不可能ではないとは思いますが、ペダルの奏法に「靴を使った」奏法もないわけじゃないので、靴下だとちょっと踏みずらいかもしれませんが。ただ、教会に空調設備がないところで弾いたりするのには、この靴下だと冷えないんですね。

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mayflower81.hatenablog.com

 写真のはまだ届いてからすぐの毛玉が少ないときに撮ったものですが、今は毛玉だらけです。そろそろ暖かくなってきたし、洗濯したほうがいいかな?とも思い始めてきました。ロングレッグウォーマーも洗い替えを買えばよかったと絶賛後悔中です…。でも服に合わせやすいチャコールグレーは売り切れで、ブラウンがあるようですが。

 

 

まぁもう何枚も何枚も重ねて履いて、破けたら「毒出しだ!」というののおかしさにも気づいてしまいましたし、ただ単に「5本指靴下はやめられない」というところで結局履き続けているという感じでしょうか。