piantinaの日記

日本のとある教会で弾いてるオルガニストの毒にも薬にもならない戯言

集中治療終了。抗がん剤治療2週目突入。

1月5日に「年が変わるあたりからどうもめいちゃんの様子がおかしい。コタツの中で日がな一日寝てばかりで餌を食べない、水は飲むけれど…」ということで動物病院に駆け込み、そして腎不全(のちにリンパ腫による腎不全ということがわかる)で1週間の入院&月曜日からの連日の通院も今日で最後になりました。

 

 

今日は抗がん剤治療2週目。
そして、血液検査(まぁ順番としてはこっちが先)の日。
めいちゃんの腎臓の数値が良くなることを願って…。

どうやら朝一番に動物病院に着いたらしく、まだまだ他の患者さん(犬とか猫だけど)はいなかったので一番乗り。だけどおそらく時間がかかることはなんとなくわかっていたのでこれでむしろちょうどいいくらいかも?まずは採血をするわけだけど、これは「血が苦手」な夫を連れてこなくて良かったなぁとなんとなく思いました。戦争映画はミリヲタなので戦車とか戦闘機とか戦艦とか銃とかを見るのはワクワクしていますが、人が大量の血を流しているところとか死んだりするところはダメなようです。

 

しばらく血液を採ってから時間がかかるので、後で続々やってきた他のワンちゃんや猫ちゃんを見ながら待っていました。モフモフの猫ちゃんが2.9キロしかなくて「うちのめいちゃんがモフモフだったらそのくらいか?(めいちゃんは毛が短いです)と邪な考えが浮かんできましたが、モフモフちゃんは採血されて終わったら診察台から大ジャンプ。逃げようと思ったらそこはガラスだった…というオチでしたが。

 

しばらく待ちましたが、結果が出て、白血球の数も多く、腎臓の数値もほぼ正常値まで下がっていました。特にクレアチニンの数値が通常圏内に入ったのでこちらとしてはほっとしました。UNの値は高めでしたが「これは点滴などで変わることもある」とのこと。貧血気味だったのも数値が改善されていました。まぁ体重は落ちたものの元気なつもりだしなぁ…。白血球の数が合格ラインだったので「抗がん剤治療・第2週目」入りです。

 

今日はサイクロフォスファマイド(なんだか長くて舌をかみそうな名前だ…)という抗がん剤と、皮下点滴、輸液をしてもらいました。輸液が終わると私の肩までジャンプする始末。ここのところ毎日のように通院していますので、もう自分が何をされるかわかっているのです。猫をバカにする人もいますが、猫もそれなりに賢いのだなぁと思いました。どうやら人間の2歳児ほどしか知能はありませんが。ステロイド剤はこれから毎日家で飲むことになりました。

 

入院代と昨日までの治療代をあわせて、しめて

 

10万円。

今日の抗がん剤治療も2万円弱かかりました(持ち合わせがないので…と言ってここは来週払うことにしました)。

決して「リッチな子どもなし生活」を送っているわけではない我が家ではこの10万円は相当な額です。もしかして今だったら何かと控除されたり医療費がかからなかったりして、さらに子ども手当てなども入って子どものほうがお金かからないんじゃないのかなぁ!?と思うくらいです。まぁ何かの習い事なんかを複数させていればそのくらいのお金がかかることもありますが。まだ現役で働いているし、貯められる時期がまた来れば老後資金も貯められなくはないでしょう。でもこれが年金生活者だったら・・・と思うと猫の治療ができるか不安でいっぱいになります。

 

だけど、症状がおかしいな、というのを放置した場合は今頃天に召されていた可能性は否定できません。やっぱりただの猫とはいえ立派な家族の一員ですし、まだまだ生きてたくさんの思い出を作ってあげたいですし、しかもめいちゃん自身の「生きたい!」という思いの強さと辛抱強く、健気に治療を受けているところを見ていればそのくらいの額を払ってもしょうがないと思っているからです。もちろん旅行なんか行けませんし、ゼータクなんてできません。むしろその思いに寄り添ってあげることが大事なんだと思っているからです。