piantinaの日記

日本のとある教会で弾いてるオルガニストの毒にも薬にもならない戯言

今週のお題「ひな祭り」-めいちゃんの49日まであと2週間だったことに気がついた-

今週のお題「ひな祭り」

みなさんこんばんはasterixxxです。
今日は3月3日、桃の節句、ひな祭り、3(み)月3(み)の日などなど。
ちなみに今日は十三夜。十五夜よりも美しい月が見れる……と思いきや、関東南部や伊豆諸島などは低気圧が通過するため月どころじゃない感じ。

 

世間はひなまつりだけど、それらしいことはしなかった

どうやら世間ではお雛様を飾ったり、ちらし寿司やらハマグリのお吸い物なんかを食べて「ひなまつり」だったけれども、あえて「ひなまつりらしいこと」をしたとすれば、せいぜいひなあられを食べた、くらいかな。

 

もちろん、子どもの頃はやっていましたし、お雛様は飾っていました。両親なりに「良縁」は願っていたのかもしれません。もし今でも姉も私も結婚できなかったらそれはそれで悩んでいたかもしれません。「結婚なんていい!とにかくキャリアウーマンになりなさい」とあれだけ言っていたし、そうなってもらうべく(?)娘二人にできる範囲で教育費は惜しんでいないように思いました。まぁ姉はまさに絵に描いた「DINKS」ですが、就職に関してあまり「成功したとはいえない」私はただのちょっとメンタルを病んだ(病んでる?)子どものいない専業主婦です。

 

 

まぁ、子どもがいて女の子だったらお雛様でも飾ってたのかなぁ。もしくは実家のを譲り受けていたかもしれません。私の実家のお雛様というのは壇飾りでもなければ、座っている(?)タイプではありません。立っているお雛様で、よく友達の家にあるお雛様と違っていて「なんでうちのお雛様は立っているんだろう…」と思っていました。そう思っていたのは小学校の低学年くらいまでで、大人になってくると「逆にこのシンプルさがいいかもしれない」と思えてくるようになりました。

 

なにせ2人姉妹なので、むしろ5月5日の「端午の節句」のほうが「なんにもしなかったし、しようがなかった」という感じです。っていうか普通にゴールデンウィークなので、どこか行っていたりしていた思い出のほうが多いような気がします。まぁ、めいちゃんが生きていれば今年の5月5日は大々的に「めいちゃんの誕生日会」をやろうと思っていました。

 

 

ガンでどこまで生きられるかわからないので、せいぜい盛大にやってあげたいと思ったけれど、かなわぬ夢になってしまいました。でも、あと2週間で49日。49日は特にどうするというのは無いですが、せいぜいめいちゃんの思い出話やお祈りをして、「めいちゃんというちょっと猫にしては特殊な猫と1年半あまりの時間を過ごすことができた」ことを思い出してあげられればなぁと思います。そういえばその日はちょうど「聖パトリック日」でもありました。アイルランドの聖人の記念日です。なにかの日にかならずぶち当たるというのがなんだかめいちゃんらしいといえばらしいです。

 

 

あ、さきほど、「めいちゃんは特殊な猫」といいましたが、めいちゃんという猫は猫にしては非常に「人間に懐いている」し、自身は「大きくなったら自分は二本足になる」と思い込んでいたふしがありました。これはお母さん猫でもあるしろちゃんから受け継いだ性格なのかと思っていましたが、どうやら生まれてからおすし屋の女将さん、近くの眼科のワンちゃん猫ちゃんの世話をする人、夫、私とすくなくとも4人の人間と接触をしています。それが「お客さんがやってきても平気」という性格になっていったそうです。

 

また、ほぼ大人の猫になってからももちゃんをかわいがるというのも、ももちゃんが血がつながった妹であれば普通にかわいがりますが、ももちゃんはめいちゃんとは何の血縁関係もない赤ちゃんの猫だったので、非常に珍しい行動だったそうです。ももちゃんを見た瞬間、母性が開花したのかもしれませんが…。

 

ちなみに、FBの猫グループの人の中には猫ちゃんに服を着せたりしている方もいて、「うわぁ、すごいなぁ、一体どこで買ったのか?もしかして作ったとか?」と思ってしまいました。めいちゃんなら小型犬くらいのサイズの服とか着られそうですが、小柄なももちゃんには既製品の服だと対応できないかも?でも、ももちゃんは焦げ茶に黒い縞々の美しい柄の毛皮がOne and Onlyな洋服で、何かを着せてしまったらなんとなく「ももちゃんらしくない」ももちゃんになってしまいそうな気がするのです。