piantinaの日記

日本のとある教会で弾いてるオルガニストの毒にも薬にもならない戯言

マイペースに「養生」をやってみています。

みなさんこんにちは、Piantinaです。
「冷えとり」から離脱して、結局どうなったのか、不養生ばかりしているのか(?)というと、そうではなく、以前から気になっていた鍼灸師の若林理砂さんという方の『安心のペットボトル温灸(夜間飛行)』や新しく出た『大人の女におやつはいらない』などの本を購入してみました。

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『安心のペットボトル温灸』若林理砂・夜間飛行


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『大人の女におやつはいらない』若林理砂・夜間飛行
これが最新刊です。

 

『ペットボトル温灸』のほうはほかの著作でもオレンジのふたのペットボトルを用意して3分の1は水を入れ、残りの3分の2(目分量)は沸かしたお湯を入れるというお手軽でしかもお金をかけずにお灸が作れてしまいます。それを経絡(ツボ)に3~5秒押し当てて「アチッ!」となったら離して、また押し当てて、「アチッ!」で離してそのあたりが熱感を持ったら反対側のツボをお灸するという方法。ツボの本さえあればだれにでもできてしまいますし、火も使いませんし安全。しかもテレビを見ながら、OTTAVAを聴きながらでもできる!という手軽さ。

 

 

ほかにも『冷え取りごはん うるおいごはん』などの本も購入しましたが、どの本にもあったのは、「夜更かしをしない」「甘いものや冷たいものを食べすぎない」「食事はバランスよく」「夏場は中温、冬場は少し熱めのお湯に全身浴、長々入らない」「1日20分でも歩いたり軽い運動をする」といった本っ当~に普通!のことを当たり前にすること。そして休んだりしても体調がよくならず悪くなる一方なら迷わず病院にかかりましょう、定期健診も受けましょうということ。そしてそれらをこなした上での「養生」なんだそうです。

 

 

まぁ、冷えとりも「ハードコア」な感じの人は病院(たとえ検診であっても)を拒否したり、西洋薬を拒否したりはてまたホメオパシーやらマクロビやらホ・オポノポノなどと兼ねていて、なんだか「この人は社会生活をちゃんと営んでいけるんだろうか」「ほかの人と話ができるのだろうか」とはたから心配になります。また体にできたあざだとかかきむしった跡などを「毒出し!」と言って喜んでいるようですが、靴下や下着を破るような毒素は人間の体からは出ないようです。そりゃそうですよね。確かに裸足で床を歩くことができなくなっちゃいますし!汗といっても尿と同じでアンモニアですし。。(まぁ毒といえば毒か)

 

 

それになにより自分ひとりがやってるのなら別段迷惑のかからない範囲でね、という感じですが、子どもにもさせるというのがやはりずっと「???」でした。さらに検診拒否とかこの手の人には多いようで…。ある意味無力で逃れられない(それだけ親という存在は子どもにとって絶対の存在)子どもにとっては、いわゆる「DQNネーム」を付けられるのと同じように思えてしまいます。子どもは親を選べませんし、どうなるんでしょうかねぇ。まぁ家の中でやる分にはいいでしょうが、学校に靴下4枚重ねてくるんでしょうか?体育の時間とか着替えるのに時間がかかりそうです。

 

 

まぁ「合理的に健康を維持する」のならやはり基本中の基本、ちゃんと厚労省が推奨しているような方法でやりましょう、そのうえでのお灸や漢方なのでしょう。お勧めされているものもドラッグストアで売られている漢方薬が挙げられています。まぁ今年の冬は厚手のハイソックスにレッグウォーマーで、という感じでしょうか。まぁ、重ね履きの靴下は冬場寝るときに寒いときは履こうかなくらいの感じでいようかと思います。