piantinaの日記

日本のとある教会で弾いてるオルガニストの毒にも薬にもならない戯言

ちょい悪冷えとりーな、葬式のオルガンを弾く

みなさんこんばんは、Piantinaです。

先日教会の信徒さんが急逝し、一昨日がお通夜、昨日が葬送式でした(前の記事)。
日曜日にも喪主を務められるご長男さんとご長女さんが礼拝にお見えになって礼拝後に打ち合わせ兼お通夜の準備もしていました。
 
 
 
やはり「冷えとり」を意識すると、フォーマルシーンで欠かせないのはやはり「絹タイツ」でしょうか(お店によってはタイツだけでなく絹混のストッキングもありますが冬場の葬儀だと黒のタイツが良いかと)。タイツという性質上純粋に絹100%というわけではないのですが、こういうときでも絹とウールor綿は欠かせなくなって来ていますので、こんな感じに。夏場諦めて「もうこりゃ予備の靴下だな」となったきつめの五本指靴下とウールの五本指靴下を使わない手はないと思いました。
ついでにそれとセットになっていた絹の先丸靴下を3枚目に、その上に綿の靴下を履きました。そしてやっと「絹タイツ」です。その上には綿の真っ黒なカバーソックスを履いて臨みました。汚い話ですが、二日間足元は基本的にコレでした(もう一足絹タイツ必要かな?)。

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この写真よりはもうちょっと足元がぼこっと盛り上がっていましたが、いろいろごまかしました(笑)

 
なぜ、そこまでにしてお葬式のオルガンを弾くのに靴下の装備をガチガチに固めないとダメなのか?昨年のクリスマス直前~年末年始に痛い目にあったからです。風邪を引いて声が出なくなったのです。まだその当時は「なんちゃって冷えとり」という感じでしたから全然、今のように「一応まじめにやってるつもり」とは違います。
 
 
 
そんなこともあり、寒くなってきた今回も不安がなかったわけではありません。もちろんクリスマスくらいの時期のほうが寒さの度合いがもっと増してきているかもしれませんが、やはり冷えたらそれは調子が悪くなるような寒さにはなってきているのは実感としてあります。
 
 
 
とりあえず、冷えとりの鉄則、「頭寒足熱」に沿って足元はガチガチにしたわけです。なにせ、築100年の古民家、じゃなかった、近代洋風建築の教会ですから、はっきり言ってエアコンはおろか冷暖房設備は夏は窓を開けるのと扇風機、冬場は石油ストーブのみ。しかもオルガンはどちらからも離れた「夏は暑く、冬寒い」過酷な環境の場所に置かれているので大変です。
 
 
 
お通夜は会場は教会でしたので靴の脱ぎ履きがあり、スリッパなので、昨冬に買った「Aroma Bloom」の分厚いスリッパ的な靴下(礼拝用、黒)を履いて底冷え対策をしていました。帰りが遅かったので、半身浴は1時間できず、40分で終了。ちなみに家にはこの二日間あまり居ないはずなので、いつも家の中で履いているフリーボトムスや11枚履きのストレスフリー靴下を洗濯しておきました。よいお天気でしたので、すべてが終わった今気持ち良く履いています。靴下は買い足した分は初めての洗濯でちょっと締まったような感じです。
 
 
 
 
今日は斎場で靴を脱ぐ事はないので分厚い靴下は履かない替わりに、レッグウォーマーを履いていました。あとは念のためと思って、お腹とお尻の2ヶ所にカイロを貼っていましたので、式中や移動中に「トイレ!!!」とパニックにならずに済みました。風邪っぽい感じもなく、若干喉を使ったので喉が痛いなとは思いましたがそれほどではありませんでした。身体にわずかながらの疲労感があるくらいですが。半身浴もしっかり入りましたし、帰ってきてからまたしても「靴下11枚履き」になりましたから、それもあるのかもしれません。恐るべし冷えとり!ちっとも風邪引いてない!!
 
 
 
これから寒い時期ですし、月の満ち欠けで急にご葬儀しないといけない、となる冷えとり実践者さんたちも多いかと思います。地域によってはさらに寒いところ(むしろ関東の南端なので割と暖かい部類かも?)もありますし、体質によっても変わるかもしれません。ご参考になればと思います(まぁもうすでにやってるかな…)。