piantinaの日記

日本のとある教会で弾いてるオルガニストの毒にも薬にもならない戯言

やっぱり安藤美姫さんが好きだ。これは変わらない。

みなさんこんにちは、Piantinaです。
きょうはこの人の誕生日でもありました。

f:id:mayflower81:20151217223616j:plain

たしか2011年の世界選手権で、当初はさいたまで行われる予定が、震災によりモスクワで1か月遅れで開催されて、その時に見事優勝したときのエキシビジョンですね。

 

 

写真を見ればお分かりの通り、安藤美姫さんです。
安藤さんは……「彼女いいスケーターだよね!」と絶賛する人と(だいたいそういう人はフィギュアを長くきちんと見てる人のような気がします)、「大っ嫌い!!」という人に分かれるような気がします。特に2006年のトリノ五輪の直後のひどいバッシングにはこちらもうんざりするような感じでしたし、何より安藤さんご本人がつらかったろうなぁと思います。当時年齢制限で出ることはできないとはいえ絶好調の浅田真央選手でなく、ジャンプが安定しない彼女がなぜ出る!?ということだったんだろうなと思いますが、あのたたかれようは本当にかわいそうなくらいでした。

 

 

 

あるところではさきほどの「大っ嫌い!!」といわれる分析がされていて、それがなんなのかというと、仕事(彼女にとってはアイスショーやスケート教室やテレビ出演など)、恋愛(現在、スペインのハビエル・フェルナンデス選手と熱愛中)、子ども(娘さんがいます)、そして容姿。顔だちはそれこそ正統派の美人というわけではないでしょうが、「これは彼女しか似合わない衣装だろう」という”難易度の高い”衣装を着こなせるルックス、スタイルの良さ、そしてオーラ。もちろん毎回毎回ファッションセンスの良さを感じさせるようないい衣装で試合に出ていましたし、プロになってからも「うわ~素敵!誰がデザインしたんだろう…?」と思ってしまう衣装で出てきます。練習着も普段着も結構おしゃれなようですが……。

 

  

その分析には女性にそういう人が多いようですが、私はむしろスケートのカッコよさに魅了されているひとりですので、嫉妬を通り越して「うわ~いいなぁ」と素直に思えてしまうのです。だって、テレビに出てくるような試合に出てる選手の人たち、み~んな簡単そうに滑ってますが、あれをそのままやってみろと言われたらできませんもの。まぁ、彼女を叩いている人たちというのは要は仕事も私生活も充実した美人で自分の信念に従って生きている人が憎いということなんじゃないかと思えてきます。

 

 

 

もちろん選手としては好調・不調の波が激しい選手でしたし、熱いファンと強烈なアンチがいました。試合の前には彼女に関する変な記事が出たり(これはかつてのコーチであったモロゾフ氏が話していたそうです)しても、「ここぞ」というときに他の選手を圧倒するような演技で結果を出していましたし、同世代の選手の中でもジャンプ技術に関しては彼女の右に出る人がいるかいないかくらいのレベルを持っていましたし、年々表現力や身のこなしが非常にエレガントな感じになっていったように思います。さらに出産後はもっとしなやかな女性的な感じ、母性的な感じになっていってるなぁと思います。

 

 

アクセルを除く5種類の3回転ジャンプを飛べましたし(フリップのエッジがエラーになることがありましたが)、トリプルアクセルはなくても「女子で初の」四回転サルコウジャンプを飛んでいます。あのキム・ヨナさんもかつて「絶好調の安藤さんが怖い」と言わしめたほど(キム・ヨナさんはそれはそれで物凄いスケーターだったと今でも思いますが)。

 

 

去年はtwitterで安藤さんの誕生日だとつぶやいたら、なんと彼女の本物のアカウントがリツイートしてくださって、たくさんの「おめでとう」ツイートがあって大変だろうに、と思いましたが、現役時代のつらい経験があってこそ応援してくれる人やファンに対してきちんと感謝の気持ちを伝えられるんだなぁと思いました。あまりにもはっきり自分の意見や気持ちを言いすぎる人だからこそ誤解されているところもあるかもしれませんが(もしかして、「嫌い」という理由のまたひとつにこれもあるのかも?)。

 

 

だけども、何を言われても、どんな報道をされても、彼女は強い。そして凛として美しい。それがいいのです(笑)もちろん魅力的なスケーターではありますが、もう別に「現役に復帰してほしい」とかそんなことは思いません。むしろ、彼女の信じた道、やりたいことにドンドン突き進んでほしいです。

 

 

ともあれ、彼女のますますのご活躍とご多幸を願ってやみません。クリスマス~年末年始と海外の様々なアイスショーでの仕事もあるようですが、くれぐれも体には気を付けてほしいところです。