piantinaの日記

日本のとある教会で弾いてるオルガニストの毒にも薬にもならない戯言

靴下に頼らない「足温め」―吉田佳代さんの『足を温めると健康になる』を読んで―

みなさんこんにちは、Piantinaです。
ちょっと前の話ですが、先週(届いたのは日曜日)こんな本を購入しました。

『足を温めると健康になる』(吉田佳代著・白澤卓二監修 あさ出版

私がかれこれもう8か月(以上)、冷えとり健康法をやっていますが、もちろん天然素材の靴下を4枚ないしはそれ以上履いて、半身浴をして「下半身(足)を冷やさない」よう「頭寒足熱」を心がけてはいます(一応)。この本はタイトルを見て「これは興味深いな」と思って早速購入しました。

 

 

この本を著した吉田さんはもともとはリフレクソロジスト(足つぼのマッサージをする、アレです)で3万人以上の施術経験があるそうです。単純に靴下なり足湯なりで「足を温める!」というだけの本ではなく、足の状態(色やシワ、角質でかたくなっているところ、脚の形なども!)から「今、どんな不調を抱えているか」ということをチェックでき、さらにはそこから不調に効くツボの刺激であったり、足湯や半身浴の仕方、ストレッチや簡単な体操までが本の中に書かれています。

 

 

足湯のやり方や半身浴のやり方も非常にわかりやすく書いてありますので、「ただただ長時間半身浴をしていればいいわけでもないんだな」ということもわかりますし、忙しい人や時間に余裕がない人向けの方法なども書かれています。足湯も「何度のお湯で何分やればいいか」ということが具体的なので「これはなるほどな」という感じですぐに実践しやすい感じになっています。

 

 

「足を温める」ということでは冷えとりとも共通しているところも非常に多く、冷えとりにそこそこ慣れてきた人には副読本的に読んで実践してみるのもいいかなと思います。または「足の冷えがどうも気になる、でも簡単に始められる冷え対策があればなぁ」と迷っている人にはお勧めだと思います。

 

 

冷えとりももちろんお勧めではあるのですが、やってきて感じたデメリットとしてやはり靴下代がかかったり通販で届くのを待ったり(だいぶ速くなりましたけどね)することや、靴下を重ねるのに抵抗感があったり、忙しくて半身浴の時間が取れない人には「できない」ことが多い(それだけ制約が多い)健康法なんじゃないかなぁと思います。

 

 

あとは「半身浴長々やったり靴下をただただ重ねりゃいいってもんじゃぁないだろ~」となんとなく思い始めてしまった(?)冷えとり実践者の人にもおすすめできます。靴下に頼らず、足を温められるというところで「サブ」的にやる健康法としてもいいかもしれません。